物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

curmudgeon

2011-07-18 13:30:11 | 外国語

curmudgeonなどという英語は一昨日まで知らなかった。いま辞書で引いてみると「意地悪な人」と岩波の英和辞典にはあった。昨日か一昨日自宅で引いた学習英和辞典には「気難しい(老)人」とあったように思う。語感としてはこの方があっているのではないかと思う、

これはWorld Scientificというシンガポールにある、出版社がほんとに稀に本のPRのパンフを送ってくるのだが、その中にノーベル賞物理学の受賞者のAndersonの本があり、その題はMore and Differetであるが、副題にNotes from a thoughtful curmudgeonとあった。

大体英語の言葉で知らない言葉があっても、辞書を引いてみるなどの面倒なことは一般にしない。そんなことをしないのが私にとっては普通である。

だけど本当にこんな単語が辞書にあるのだろうかと興味を引いた。それで、テレビの前にある座卓の上に普通はおいてある学習英語辞典(子どもたちが受験勉強中に使っていた)がちょっと手の届かないところにあったのをわざわざとるために少し動いて引いてみたら、確かに載っていた。

もっともこんな語を知っていたからどうってことはないので、知らないのが普通であろう。そういえば、F. J. Dysonの本を読んだときにephemeral という語が出てきてそんな言葉はもちろん知らなかったので、仕方なく辞書を引いて「短命の」という意味を知った。

これはDysonが数学の論文はその意義はともかくとして、真であることは永久に続くが、物理の論文は大抵は短命であるという風に使われていたのではないかと思う。

その後に数学者の論文集は全論文が収録されるのが普通であるのに対し、物理学者の場合にはその論文選集になることが多いという説明が続いていたと思う。


愛媛合唱団のコンサート

2011-07-18 12:54:37 | 音楽

先週に引き続いて今週も合唱のコンサートを聞いた。それが昨日の愛媛合唱団定期のコンサートである。なかなか演出がうまくて、退屈をしなかった。

第1部 平和への希求 は愛媛合唱団の合唱であり、もちろん知らない歌もあったが、知っている歌もあった。私などオールドな人間には知っている歌はそれほど多くはない。それでも歌の言葉もよく聞こえてよかった。

第2部 みんなで楽しく歌いましょう は会場に来ている人と一緒に歌うという趣向である。このごろはこういう趣向の合唱団のコンサートが増えているのだという。そのときに舞台にはもちろん会場の座席の方のそこかしこに団員が散らばって会場に来た聴衆と一緒にこれは大抵はよく知られた曲を歌った。

そのときには団員がくだけたカラーのTシャツをきて、リラックスした雰囲気を出していた。6曲を歌ったが、オールドなわたしは3曲くらいしか知らなかった。ただ、リフレーンのところなどは聞いているうちにメロディーを覚えて2節か3節ではついて歌ってみた。

第3部 池辺晋一郎作品を歌う は昨年だったかに妻も参加した「悪魔の飽食」の抜粋もあった。これも言葉がかなりよく聞き取れてよかった。

それで、家に帰ってから、いっしょにコンサートを聞きに行った、妻に感想を聞かれたが、はじめの真紅のドレスが印象的だったといったら、早速そのコンサートで歌った人たちにそのことを電話で話をしていた。