物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

助け合い

2011-07-25 13:35:48 | 日記・エッセイ・コラム

けさ食事をしながら、妻がつくづく感じていう。食卓にあるラッキョウのピクルスはK1さんにもらったものだし、海草の佃煮はS1さんのもらったものだという。また、ならづけはK2さんからもらった。また、梅の実の煮物はS2さんから頂いたという。

食卓に並ぶものにしてそうである。また、今年は野菜をいろいろな人からもらうことも多い。ほうれん草やきゅうり、なす、また、かぼちゃといろいろである。

これはK3さんからゆりをもらったりして、それを妻が他の人にあげたらそのお返しに何かを頂くというようなことらしい。

「わらしべ長者」だといつも妻は言う。これは古い昔話らしいが、わらを一束もって歩いていた若者が途中で出会った方から言われてそれを交換してまたその交換したものをまた他のものに交換していくうちに金持ちになった。そんな話が本当に起こり得るのかどうかはわからないが。

いずれにしても世の中の多くの人に支えられて私たちは生きている。

私にしても数学・物理通信というサーキュラーを3ヶ月に一度発行しているが、それに投稿してくださる方があり、このサーキュラーを出していることが徐々に評価されてくる。これはひとえに原稿を投稿してくださる方々のお陰である。

人を支えているつもりがいつの間にか本当は人に支えられて、生きているのだと気づかされる。