図を描くのに最近はlatexのpicture環境で描くことが多かったが、やはりemathで描くべきなのかと悩んでいる。
以前にemathをダウンロードした。emathで式に斜線を入れることはできるようになったが、どうしてか図を描くことができなかった。
どこが悪いのかわからないのとその困ったことをインターネット上で質問できるところがあるのではないかと思っているが、うまく行き当たらず、また、そういうサイトがあってもどういう風に質問したらいいのかが分からない。
それで、ここしばらくはpicture環境を使って図を描いてきた。picture環境でもかなりの図が描けるのだが、それにしてもpicture環境で図を描くのは手間がかかる。そこが難点である。
最近は特にpicture環境でベジェ曲線をうまく使えば、いろいろな曲線も描ける。だが、やはり手間の問題はある。(もし使えれば)より簡便に図が描けそうだというのがemathが魅力的な理由である。
latexがなかなか使えるようにならなかったのは、式の入力等ができても結局はエラーメッセージが出たときにエラーをなくすように、自分でその訂正がなかなかできなかったからである。
はじめは共同研究者のEさんにエラーを直してもらい、国際会議のプロシーディングス用の論文をつくったときから、すこしづつlatexになじんでくるようになった。
はじめは入力したところを見てもなかなかエラーの原因がわからないことが続いて何日もそのエラーの原因を探しのに費やしたこともあった。だからlatexが使えるようになるというのは、このエラーメッセージに対応ができるようになることであると思っている。
いまでもどうしてか分からないが、思った通りに表示ができないことがある。が、あまりそのことが気にならなくなってきた。
さらにこのごろではエラーメッセージに対して対策を述べたサイトもあるので、それをプリントして困ったときにはそこに書いてあることを参考に読むことにしている。それでもわからないこともあるが、なんとか対応ができるようになった。それで、現在は図を何を使って描くのかが私にとっての問題点である。
(2017.11.09付記) このブログが読まれたようなので、現在の私の見解を書く。それはlatexで図を描くなら、いまではtikzを使うのがいいだろうということである。簡単にTikzをインスト-ルできるので、これがいいと思う。
立体的な図を描く必要があるときにどうしたらいいのか、私にはわかっていないが、それでも多分これが使いやすいと思う。emathで図を描いたことがなかったのは、どうしても使い方がわからなかったからである。もっともemathで数式入力である特殊な使い方が簡単にできるところがあったので、これはこれでメリットがあったと思う。
emathをもっと使いやすくしてほしいものだと思う。小著『四元数の発見』(海鳴社)のすべての図はまだTikzを知らなかったから、picture環境で試行錯誤で描いた。だからとても時間がかかった。