先日テレビのチャンネルを回していたら、池上彰さんのテレビ講義をやっていた。間違っているかもしれないが、池上彰さんは私の子どもたちが出た中学・高校であるA学園の先輩だと思う。いまマスコミで超売れっ子である。
ここで述べたいことはしかしそういうことではない。彼は経済学について話していたのだが、経済学はその時代時代で状況が変るので、その状況に応じてアダム・スミスの経済学からマルクスの経済学へ、さらにまたケインズの経済学からフリードマンの経済学へと変ってきたという。
多分そうなのであろうが、私の子どもなどは経済学は自然現象と似ているとか言っていたので、どうもそういう認識と池上さんの考えとは違っているのではないかという気がした。
また、政治がいろいろな規制をしてみたが、うまくいかなったことがあり、その規制が数年後に撤廃されたとか。これは大型小売店規制法だが、これを試行したために街の店舗が却って衰退したのだという。
それで、その規制は撤廃されて現在に至っているという。それで成功した例として吉祥寺駅前の商店街のことが上げられていた。こばんざめ商法とかいう名がついているという。
これとは違うかも知れないが、最近聞いた話では中央線沿線の立川が商業的に多くの店舗が進出してにぎわっているということであった。
いつだったか何十年も昔、イギリスで「マルクス経済学」と「近代経済学」といういい方をしたら、この近代経済学という語は英語ではまったく通じなくて、ケインジアンというのだと言われたことがあった。これは本当なのでしょうか。