みんな・渡辺代表が辞任=8億円借り入れで引責―議員活動は継続(時事通信) - goo ニュース
報道によると、みんなの党の渡辺喜美代表が辞任したそうです。
これは、2014年3月26日発売の週刊新朝が、有名化粧品メーカーの創業会長のX氏が寄せた手記を掲載。同日付の朝日新聞1面も報じたことから、大騒ぎになっていました。
みんなの党は衆議院9名、参議院13名。
前回総選挙直後が締め日だった、平成24年分のみんなの党政治資金収支報告書をみると、「渡辺喜美さんからみんなの党本部への貸付金2億5000万円」 が記載されているので、そんなに問題ではないのかな、と思っていました。また、応援演説の宿泊費などは政党・政治団体から支出されておらず、渡辺さんの説明と合致しています。が、内部事情で辞任ということになったようです。
それはさておき、やはり、「会計責任者が政治家ではない政党」に投票することの問題点を指摘したい。
平成24年分の政治資金収支報告書では、
自民党の代表者は安倍晋三総裁、会計責任者は石破茂幹事長になっています。
民主党の代表者は海江田万里代表、会計責任者は小川敏夫財務委員長になっています。
公明党の代表者は山口那津男代表、会計責任者は井上義久幹事長になっています。
社民党の代表者は福島瑞穂党首(当時)、会計責任者は吉田忠智政策審議会長(当時)になっています。
生活の党の代表者は小沢一郎代表、会計責任者は佐藤公治参議院議員(当時)になっています。
日本維新の会の代表者は石原慎太郎代表、会計責任者は東徹・大阪府議会議員(現在は参議院議員)になっています。
みどりの風の代表者は谷岡郁子代表(当時、現在は落選)、会計責任者は山崎邦子こと行田邦子参議院議員となっています。
この二大政党+1、と4つの中小政党(みどりの風は解散)の7政党は、会計責任者を国会議員が務めています。とくに二大政党の会計責任者は、永田町の中でもあまり個人的に生活費に苦労しない人生を歩んできた人が就いています。
ところが、新党改革、新党日本、日本共産党、みんなの党、そして、心苦しいですが国民新党さんの5つの中小政党は、政治家ではない人物が会計責任者を務めています。
みんなの党は結党以来、一度も、江田憲司幹事長が会計責任者になったことがなく、私はいつか分裂するだろうと結党時から思っていました。
この会計責任者が政治家でない政党では、国民新党さんが、亀井静香が代表のころに、ネコババをしようとして、下地幹郎幹事長・自見正三郎副代表が亀井を解任し、自見先生が代表になり、速やかに、連立与党党首会談にのぞみました。このときは、会計責任者である政治家でない人物が持つ党の公印を、下地幹事長がてきぱきと抑えたことで、亀井を追放することに成功し、民主政治を守ることができました。
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このように、会計責任者が政治家でない政党、現在残るのは、新党改革、日本共産党、みんなの党の3党は、支持者はあまり信用すべきでないのではないでしょうか。
政党助成法を改正し、会計責任者は現職国会議員にすべきでしょう。
そして、合法的な借入金でも一人から数億円も借りてしまうと、その人にさされたら、終わってしまいますから、なるべくやらない方がよい。
そして、民主党の都道府県連はあたたかい気持ちで、統一地方選前に、居場所を失ったみんなの党所属地方議員に、心を開いて、親身に相談に乗ってあげたらいいと思います。
私としては、会計責任者が国会議員でないような、どこの馬の骨だかわからないような政党に平然と投票する有権者は理解できないんですが。おかしいのは私の頭の方ですかね。
渡辺さんのお父さんは、出生直後にお母さんをなくしており、写真でしか見たことがないそうです。そのため、「頼れる母性」への複雑な感情が渡辺ファミリーにはあるようです。お父さんは、「貧しかった」とよくスピーチしていました。県議2期から、非世襲で衆議院議員、やがては副総理にまでなりました。ただ、渡辺さんのことを知っている人は「ミッチーの父親は山の中に入っていく仕事をしていたが、なんの仕事だかわからない」とのことです。ミッチーは、一橋大学(東京商科大学)と東京外国語大学を同日に受験して、土地勘がなく、外大の試験時刻に遅れて合格できませんでした。しかし、現在の一橋大学は、卒業し、税理士資格をとっています。これも、戦争のため、「繰り上げ卒業で」で、海軍主計少尉として従軍しています。なので、「学徒出陣」ではなく繰り上げ卒業です。では、なぜミッチーは東京の大学に行けたのか。親戚も含めて地主だったのではないでしょうか。戦後、GHQ通訳もしていました。これについて、自民党総裁選初出馬の1991年のテレビ朝日サンデープロジェクトで田原総一朗さんから突っ込まれ、「田舎英語で通じないから2日間で辞めちゃった」と答えましたが、だったらなぜGHQに採用されたのか。進駐軍の代弁者が嫌で辞めたのではないか。このようにミッチーは、貧しさを売りにしていましたが、その限界で、ついに総理大臣にはなれませんでした。
みんなの党が歳入庁構想を言っていたから、国税庁に刺されたというのは、もっとも有力なみかたでしょう。もちろん、国税庁がX氏をさしたら、玉突きで喜美さんがさされたのかもしれません。500円を日本銀行券(肖像画・岩倉具視)から、500円玉(財務省発行の政府貨幣)にしたのは、渡辺美智雄大蔵大臣ですから、国税庁も手加減したらいいと思います。
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