因果応報でしょうか。
集団的自衛権を行使すべしとした、第2次安保法制懇報告書をまとめた北岡伸一さんが、ISIS(イラク・シリアのイスラミックステート)と思われるテロ組織により殺害された、日本人を派遣した組織の理事長として記者会見。
平成26年2014年5月15日に、「北岡報告書」、7月1日に「解釈改憲」、12月16日に第47回衆院選、翌年4月にガイドライン改訂、9月に安保法成立、ことし3月に安保法施行と流れを止められませんでした。ハッキリ言って、誰も理解できていないのでしょうが、そうなんですよ。
犠牲者に哀悼の意を表します。
[画像]集団的自衛権を行使すべしとする第2次安保法制懇の報告書提出を見守る、北岡伸一さん(右から3人目)=政府インターネットTV内動画からスクリーンショット=、2014年5月15日。
[画像]第2次安保法制懇の報告書を受けて夕刻に記者会見する、安倍首相=首相官邸内動画からスクリーンショット=、上と同日。
[画像]バングラデシュでのISILと思われる勢力による日本人殺害について記者会見する、北岡伸一JICA理事長、=NHKニュースからスクリーンショット=2016年7月2日。
政治利用ではありません。
因果応報です!!!
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[写真]首相官邸、2013年8月、筆者撮影。
人質に日本人の可能性=政府、事実確認急ぐ―菅官房長官
報道によりますと、平成28年2016年7月2日(日)の未明、バングラデシュの首都ダッカで、カフェに立てこもる事件が発生。人質に日本人が含まれている模様です。菅義偉・内閣官房長官(自民党衆議院議員)が発表、安倍晋三首相(自民党総裁)は同日の北海道遊説を取りやめました。責任政党・民進党は午前9時15分に対策本部を設置しました。
CNNなどの報道によると、ISISが犯行声明を出しているようです。
第24回参議院議員通常選挙はあと9日間(きょう及び投票日含む)。
無事を祈りたいですが、日本人人質は負傷しているとの情報もあるようですし、複数の日本人と連絡がとれないという情報もあります。
共同通信社発行の「世界年鑑」によると、1947年に英国からインド・パキスタンが独立。その後、第3次印パ戦争の後に、1971年、バングラデシュが独立し、その首都がダッカとなりました。同国の人口は1・6億人。そのうちダッカの人口は1400万人超の大都市。イスラム教徒が9割。公用語はベンガル語。 建国の父ラーマン元大統領が創設した政党が第1党。
対応によっては、政権与党・自民党の得票率が上下する可能性もあります。
ISISの犯行とすると、集団的自衛権戦争で、シリア・イラク領内のアメリカなどのISISとの戦争に参戦するシナリオが現実となり、改憲・安保法廃止の議論に影響を与える可能性もあります。
[追記 同日午後5時]
犠牲者は、日本人とイタリア人が大半であることが分かりました。
在日本米軍は3・5万人、在イタリア米軍は1万人です。
[追記おわり]
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