ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

1年前の記事、歴代内閣法制局長官のうち3人の参考人が「7月1日の閣議決定」を憲法違反と語りました。

2016年09月08日 18時35分23秒 | その他
 
これで3人目、元内閣法制局長官「7月1日の閣議決定は無効であり安保法案は認められない」 きょうの国会
【平成27年2015年9月8日(火)参議院わが国および国際社会の平和安全法制に関する特別委員会】 引き続き、「2015日米防衛ガイドライン国内実施2法案」(189閣法72~73号)......
 

 

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金融機能強化法と株式取得機構法5年延長法案提出へ 平成28年度第2次補正予算案関連法案

2016年09月08日 11時50分30秒 | 第192回臨時国会(2016年9月から12月まで)条約・カジノ再延長国会

[写真]金融庁・文部科学省・会計検査院、2015年秋、筆者・宮崎信行撮影。

 政府・金融庁は、今月平成28年9月26日(月)に召集される、第192回秋の臨時国会に

 「金融機能強化法及び銀行の持ち合い株式解消法を5年間延長する法案」(192閣法 号)を提出したい意向を固めました。

 これは、先月8月2日(火)に閣議決定した、経済政策パッケージ「未来への投資を実現する経済対策」の紙31ページに、

 「Ⅲ.英国の EU 離脱に伴う不安定性などのリスクへの対応並びに中小企業・小規模事業者及び地方の支援」の、

 「(4)リスクへの対応 金融機能強化法に基づく資本増強制度や銀行等保有株式取得機構による株式等の買取制度等の期限の延長(金融庁、財務省)」

 が盛り込まれたことを根拠とします。

 これにもとづき、8月24日(水)の閣議で決定した、平成28年度第2次補正予算案では、章全体で0・4兆円の予算がついています。予算書は26日(月)に提出するはこび。予算書では、おそらく真水(税収と見合いの歳出)は少額にとどまっているのではないでしょうか。

 法案の内容は、単純に5年間延長するだけにとどまる見通し。

 法案は、衆参の財金委員会で審査されますが、補正予算関連であることから、消費税率先送りにともなう臨時の税制改正法案よりも先に審議入りするかもしれません。採決では可決・成立することは確実。

 法律の正式名称は、

 「金融機能の強化のための特別措置に関する法律(平成十六年六月十八日法律第百二十八号)」

 「銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律(平成十三年十一月二十八日法律第百三十一号)」

 持ち合い株解消機構の正式名称は「銀行等保有株式取得機構」 

です。 

このエントリー記事の本文は以上です。

(C)宮崎信行 Nobuyuki Miyazaki 
(http://miyazakinobuyuki.net/)

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