郵政選挙から10年・・・岡田克也さん「次は、悪いことも良いことも全部国民に話す選挙をやりたい」[写真]2005年総選挙にのぞむ、民主党の岡田克也代表(ネクスト総理)、NEWSWEEK2005年8月22日号から撮影。 それから10年の時がたちました。 金曜日ですから、岡田克也......
郵政選挙から10年・・・岡田克也さん「次は、悪いことも良いことも全部国民に話す選挙をやりたい」[写真]2005年総選挙にのぞむ、民主党の岡田克也代表(ネクスト総理)、NEWSWEEK2005年8月22日号から撮影。 それから10年の時がたちました。 金曜日ですから、岡田克也......
岡田克也民主党代表、安保「集団的自衛権の違憲部分廃止法案」を提出する方針を明言民主党の岡田克也代表は平成27年2015年9月11日(金)の定例記者会見=写真・国会内、筆者・宮崎信行撮影=で、 安保2法案(189閣法72号、73号)のうち、「集団的自衛権は憲......
岡田克也・民主党代表、労働者派遣法の再改正に言及 「将来的にもう一度改正したい」
民主党代表の岡田克也さんは、平成27年2015年9月11日(金)の定例記者会見で、労働者派遣法を再改正する考えに言及しました。 民主党政権時の2012年改正法は、(1)製造業日雇......
戦没者遺骨収集推進法案、初めて「国の責務」「10年間集中」衆・厚労委【再追記有】【再追記 2016年3月24日午後9時】 戦没者遺骨収集推進法は、平成28年2016年3月24日の衆議院本会議で全会一致で可決し、成立しました。4月1日に施行されます。【再追記終わ......
労働者派遣法改悪法が成立労働者派遣法改悪法(189閣法43号)は衆議院に回付され、平成27年2015年9月11日(金)の本会議で了承され、成立しました。今月30日(水)施行。 回付案には珍しく討論となり......
おととい頃からの日経新聞などの報道で、そうかなあと思っていましたが、さきほど民進党代表選挙の投票用紙を見たら、茨城県内の住所に、9月12日(月)必着がしめきりとなっているので、これから出しても間に合わないようで、棄権となりました。
というと、わざとサボタージュしたように思うでしょうが、この間、「玉木雄一郎」と書こうかな、「岡田克也」と書こうかな、さらには嘘つきなので「小保方蓮舫」と書こうかなと本気で思ってきましたが、もうあまり関心がないまま、「あす必着だったかな?」と見たら、「きょう必着だったからもう間に合わない」というところです。
異次元の金融緩和から3年半。
きょねんの統一地方選では、民進党の中核を担う地方議員が「みなさん、私はアベノミクスで儲かったという人に今まであったことがありません!」との絶叫から始まる演説に、「ああ、ああいうこと言わない方がいいのにな」「類は友を呼ぶだな」と感じました。
歴史として、書き込みたいのは、異次元の金融緩和から、3年半で、参院選、衆院選とあり、2度目の参院選の後に、根負けたのは無産階級者の方だったということです。これよく考えれば当たり前ですが、世の中こうなんだなと驚いています。分厚い中間層の復活は、暴力革命しかないんでしょうかね。野田佳彦氏、蓮舫氏、近藤洋介氏、手塚仁雄氏らがここまで育ちが悪いとは思わなかったです。
だいたい「代表選をやる」という発想自体が田舎者ですよね。
私は異次元の金融緩和が続いている限りは何度解散しても、政権交代できないという考え方。逆に言えば、異次元の金融緩和がソフトランディング等すれば、政権交代できるという考え方。それが何年何月かは分かりませんが、それまで岡田克也ネクスト首相で行けば、衆議院単独過半数は十分可能だと考えていました。
グローバルマネー資本主義が民主政治と中産階級を根こそぎ押し流す。今回の民進党代表選は、民主主義の無効化を感じさせました。
あまり多くは言わないですが、このハガキを見て、三四郎のラストを思い出しました。
インターネット上の「青空文庫」から、三四郎のラストを引用します。
[青空文庫から引用はじめ]
三四郎は帰京の当日この招待状を下宿の机の上に見た。時期はすでに過ぎていた。
野々宮さんは、招待状を引き千切って床の上に捨てた。やがて先生とともにほかの絵の評に取りかかる。与次郎だけが三四郎のそばへ来た。
「どうだ森の女は」
「森の女という題が悪い」
「じゃ、なんとすればよいんだ」
三四郎はなんとも答えなかった。ただ口の中で迷羊ストレイ・シープ、迷羊ストレイ・シープと繰り返した。
[引用おわり]
これを直せば、
信行は締め切りの当日この投票用紙を自宅の机の上に見た。時期はすでに過ぎていた。
「どうだ民進党代表選は?」
「蓮舫代表というのは悪い」
「じゃあ、なんとすればよいんだ」
信行はなんとも答えなかった。ただ口の中で迷羊ストレイ・シープ、迷羊ストレイ・シープと繰り返した。
このエントリー記事の本文は以上です。
(C)2016年、宮崎信行。