【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

蓮舫民進党代表と橋本聖子自民党参議院議員会長が質問 参議院でも代表質問

2016年09月28日 16時32分09秒 | 第192回臨時国会(2016年9月から12月まで)条約・カジノ再延長国会

[画像]民進党の蓮舫代表、2016年9月28日、参議院インターネット審議中継から、筆者・宮崎信行がスクリーンショット。

【平成28年2016年9月28日(水)参議院本会議】

 所信表明演説と財政演説に対する代表質問1日目。

 このブログを始めた、2007年8月から2010年7月まで、参議院の女性の割合は2割超でした。全国の議会のなかでも、参議院というハウスは、女性の比率が高かったのです。その後、2割を割りました。私は2007年から2010年の女性議員で、「惜しい人」は何人いるかなと考えましたが、その中の1人は元職として復帰、1人は立候補も比例下位で落選、1人は衆議院総支部長となり、それ以外はもう立候補していません。第23・24期参議院では女性が50名で6年ぶりに女性割合が2割を超えました。

 民進党の蓮舫代表が登壇。男性の声で「嘘つき蓮舫!」との野次が飛んだようですが、顔色一つ変えず質問演説を始めました。

 蓮舫さんは「参議院選挙の後、私たちは51議席となり、本会議場であまりの少なさに愕然としました。政治が間違った方向に行かないよう異を唱えて、提案をもって民主主義をまもっていきたい」と語りました。

 2人目は、参議院自民党の橋本聖子・新議員会長が登壇。橋本会長は初めての女性の自民党参議院議員会長で、外務副大臣経験者すなわち閣僚未経験者です。橋本会長は就任会見で「軽量級会長」と自ら言っており、官邸に忠実な参議院を目指すことになりそうです。自民党が衆参過半数だった時代は、参議院が強すぎた時代があり、官邸と橋本会長の考え方については、現時点では支持したいところです。極端に走ったら困ります。

 橋本会長は、東京オリパラ、北朝鮮、日露首脳会談で質問。安倍首相のほかには、石井国交相(公明党)に対して「スポーツツーリズム」を問いました。

 残りの質疑はあすに。

 閣僚が退室。

 続いて、民進党の柳田稔さんが永年在職表彰され、橋本会長が再度登壇し、祝辞。柳田さんの演説がありましたが、別エントリー(

柳田稔さんが永年在職表彰「平成6年政治改革4法昼夜を分かたず若手で議論、政権交代が民主主義」

)にします。

 この後、在職24年7カ月で引退した輿石東さん、24年で引退した、北澤俊美さん、直嶋正行さんの合計3名も永年在職することが全会一致で決まりました。表彰式は後日。

 散会。

【平成28年2016年9月28日(水)参議院議院運営委員会】

 本会議に先立ち行われました。なお、この委員会については、今後、開催されても、その日のブログに明記しないことがあります。

【平成28年2016年9月28日(水)衆議院本会議】

 午後2時から始まりました。

 代表質問2日目。

 公明党の井上幹事長は防災などを問い、安倍首相、石井国交相が答弁しました。

 共産党の志位和夫委員長には安倍首相が答弁し「殺し殺されるというのは見当違い」「南スーダンのPKOの任務の追加は総合的に検討する」とこたえました。

 今国会から「日本維新の会」になりましたが、馬場幹事長は地方議員や国会議員の待遇について質問しました。

 この後、鳩山邦夫さんへの弔詞の贈呈や、二階自民党幹事長の追悼演説がありました。

このエントリー記事の本文は以上です。

(C)宮崎信行 Nobuyuki Miyazaki 
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参議院、輿石東さん(24年11カ月)、北澤俊美さん(24年)、直嶋正行さん(同)を永年在職表彰決定

2016年09月28日 13時39分27秒 | 第192回臨時国会(2016年9月から12月まで)条約・カジノ再延長国会

 すでに別エントリー(蓮舫民進党代表と橋本聖子自民党参議院議員会長が質問 参議院でも代表質問)にも書きましたが、

 参議院は、平成28年2016年9月28日(水)の本会議で、さる7月25日で引退した、

 輿石東さん(在職24年11カ月)、

 北澤俊美さん(在職24年)、

 直嶋正行さん(在職24年)、

 の3人を、永年在職表彰(通例は25年)することを、全会一致で決めました。

 表彰式は後日。

このエントリー記事の本文は以上です。

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柳田稔さんが永年在職表彰「平成6年政治改革4法昼夜を分かたず若手で議論、政権交代が民主主義」

2016年09月28日 13時34分38秒 | 第192回臨時国会(2016年9月から12月まで)条約・カジノ再延長国会

[画像]永年在職表彰を受ける、柳田稔さん、2016年9月28日、参議院インターネット審議中継からスクリーンショット。

 民進党の柳田稔さん(広島選挙区、2022年改選)が、平成28年2016年9月28日(水)、永年在職表彰を受けました。

 柳田さんは、思い出として、ともに、衆議院民社党のPKO協力法と、平成6年政治改革4法を上げました。

 「PKO協力法では5国会にわたり議論し、院の派遣で国連、ドイツ、スウェーデンなどを回り、与野党を問わず議論し、国民の理解を得ようとする努力を学んだ」として、平和安全法制を暗に批判しました。

 「平成6年政治改革4法は、廃案、否決、修正を繰り返し、1、2回生の若手で昼夜を問わず議論した」とし、「両院協議会のメンバーも務めた」と、いわゆる細川・河野会談を受けた両院協議案づくりにかかわったことを披露。中選挙区の問題点も挙げました。 

 「政権交代は民主主義の大きな要素だ」と変わらぬ信念を示しました。

 柳田さんは衆参通じての25年を振り返り、「長いような気もするし、短いような気もする」としながら、「地元広島県ではちょうど、広島カープの25年ぶりの優勝に沸き返っている」として、いまだ若き61歳、まだまだ現役との思いをにじませました。 


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