[画像]民進党の蓮舫代表、2016年9月28日、参議院インターネット審議中継から、筆者・宮崎信行がスクリーンショット。
【平成28年2016年9月28日(水)参議院本会議】
所信表明演説と財政演説に対する代表質問1日目。
このブログを始めた、2007年8月から2010年7月まで、参議院の女性の割合は2割超でした。全国の議会のなかでも、参議院というハウスは、女性の比率が高かったのです。その後、2割を割りました。私は2007年から2010年の女性議員で、「惜しい人」は何人いるかなと考えましたが、その中の1人は元職として復帰、1人は立候補も比例下位で落選、1人は衆議院総支部長となり、それ以外はもう立候補していません。第23・24期参議院では女性が50名で6年ぶりに女性割合が2割を超えました。
民進党の蓮舫代表が登壇。男性の声で「嘘つき蓮舫!」との野次が飛んだようですが、顔色一つ変えず質問演説を始めました。
蓮舫さんは「参議院選挙の後、私たちは51議席となり、本会議場であまりの少なさに愕然としました。政治が間違った方向に行かないよう異を唱えて、提案をもって民主主義をまもっていきたい」と語りました。
2人目は、参議院自民党の橋本聖子・新議員会長が登壇。橋本会長は初めての女性の自民党参議院議員会長で、外務副大臣経験者すなわち閣僚未経験者です。橋本会長は就任会見で「軽量級会長」と自ら言っており、官邸に忠実な参議院を目指すことになりそうです。自民党が衆参過半数だった時代は、参議院が強すぎた時代があり、官邸と橋本会長の考え方については、現時点では支持したいところです。極端に走ったら困ります。
橋本会長は、東京オリパラ、北朝鮮、日露首脳会談で質問。安倍首相のほかには、石井国交相(公明党)に対して「スポーツツーリズム」を問いました。
残りの質疑はあすに。
閣僚が退室。
続いて、民進党の柳田稔さんが永年在職表彰され、橋本会長が再度登壇し、祝辞。柳田さんの演説がありましたが、別エントリー(
柳田稔さんが永年在職表彰「平成6年政治改革4法昼夜を分かたず若手で議論、政権交代が民主主義」
)にします。
この後、在職24年7カ月で引退した輿石東さん、24年で引退した、北澤俊美さん、直嶋正行さんの合計3名も永年在職することが全会一致で決まりました。表彰式は後日。
散会。
【平成28年2016年9月28日(水)参議院議院運営委員会】
本会議に先立ち行われました。なお、この委員会については、今後、開催されても、その日のブログに明記しないことがあります。
【平成28年2016年9月28日(水)衆議院本会議】
午後2時から始まりました。
代表質問2日目。
公明党の井上幹事長は防災などを問い、安倍首相、石井国交相が答弁しました。
共産党の志位和夫委員長には安倍首相が答弁し「殺し殺されるというのは見当違い」「南スーダンのPKOの任務の追加は総合的に検討する」とこたえました。
今国会から「日本維新の会」になりましたが、馬場幹事長は地方議員や国会議員の待遇について質問しました。
この後、鳩山邦夫さんへの弔詞の贈呈や、二階自民党幹事長の追悼演説がありました。
このエントリー記事の本文は以上です。
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