【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【ブログ開設10年】「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ」菅家伸(かん吉)さん・・・など。

2017年08月04日 17時06分15秒 | その他


●ブログ開設10年。

 ブログ開設10年を前に。

 当ブログ「宮崎信行の国会傍聴記」は、しあさって、10周年を迎えます。平成19年2007年8月7日から平成29年2017年8月7日、そしてこれから・・・ということになります。

●10年間、常にインターネットの最新情勢で変化してきました。

 開設時は「国会傍聴記by下町の太陽・宮崎信行」。SEO(検索エンジンの最適化)をねらって、「国会」ないし「国会傍聴」の文字を何が何でも、左側に出したくて「by」という英語の前置詞を使いました。「下町の太陽」は、「太陽」が、私が民主党員であることを暗示し、また、このタイトルの映画の主役が私と同郷であるという意味合いがありました。ただ、「下町の太陽」はさほど定着せず、私が信仰しないアニミズムを信仰する方を慮り、IC(アイデンティティの統一化)のために、全媒体を通じて「宮崎信行」を左側に出して、宣伝とメディアの信頼性を高めようとして、改題しました。

 3650日強で、1696万PV強、414万IP強となりました。1日平均では、4650万PV前後、1135IP前後で推移しています。

 10年間続けて来て、政治ジャーナリストとして復権を果たせたのと、10人くらいの人と再会したり、出会ったりしました。特筆すべきは、原稿執筆・テレビ出演依頼は、ほぼすべて、このブログに明記したメールアドレスを通じてのものでした。

 ブログ文化は、この10年間、「ミニブログ」と呼ばれたTwitter、「実名だから信頼できる」FaceBookが台頭しながらも、ブログは続いてきました。この間の大きな変化は、Yahoo検索からGoogle検索へと影響力が移る中で、他のブログとのリンクやトラックバックによるSEOが見直されたこともあり、ブロガー同氏が互いのブログに言及しない方向性となったことでしょう。つまり、ほとんど変化していないということが言いたいわけです。

●本を読まずに始める新規ブロガーに懸念。

 さて、この記事で言いたいことは一点。新規ブロガーの中で、あまりにも、本を読まずにブログを始める人が多かったことです。

 例えば、2007年に私は3冊本を読みました。2017年にも私は2冊本を読みました。実際にはそれ以上に読んでいますが、ここでは、2、3冊だけ読んだことにします。

[ブログを始める前、2007年に読んだブログ本3冊]



 まず、ムック(雑誌のような本)で、「みんなのブログ Vol.7 (Impress mook) 」です。この本で比較して、「goo」のサービスを使うことにしました。



 続いて、「できるブログ gooブログ対応 改訂版 (できるシリーズ) 」です。これで、技術的なことを学びました。なお、上記の写真は「gooブログ対応版」を改めて買い求めたときのものです。


そして、「とっておきの秘技 人とお金が集まるブログ作りの秘伝書 」です。これで、SEOを研究しました。

[ブログ開設10年を前に、2017年に読んだブログ本3冊]




「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座」 。菅家伸(かん吉)さんが、電子出版したものが、紙の本として数カ月前に出版されたものです。



「プロ・ブロガーの 必ず結果が出るアクセスアップ テクニック100 ファンにも検索エンジンにも好かれるブログ運営の極意」。これは、コグレマサトさんとするぷさんの共著です。

 これらの著者である、ブロガーは、みな、ブログ開設10年で、PV数は当ブログの数倍から十倍程度のブログを運営している人です。

 この10年間で、ブログ運営をめぐる技術は発達したことがよく分かります。ただ、ブログ運営そのものはたいして変わりません。

 新規ブログを開設するにあたって、本を読まない人があまりに多い。それは地図を持たずに旅に出ることと同じです。

 出版大国、識字率99%の我が国で、本を読まずに、ブログを始める人が多いことに、この10年近く、懸念を持っていましたので、今回これを強く言いたいと思います。

 このエントリー記事の本文は以上です。