【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

1年前の記事)蓮舫候補(当時)は野党候補者調整を「参院選において1人区という特殊な選挙区事情で一本化は望ましかった」と1人区のことを「特殊」としていました

2017年08月23日 22時55分19秒 | その他
 
蓮舫氏、「1人区は特殊だ」と発言、「私がたたかった東京選挙区では、社民党、共産党、野党は敵だ」
[写真]蓮舫氏、2015年3月、東京・永田町で、筆者・宮崎信行撮影。 蓮舫氏は、平成28年2016年8月23日(火)、東京・有楽町の日本外国特派員協会(FCCJ)で、講演と質疑応答......
 

 


来月召集の第194回臨時国会に補正予算案を提出へ 平成29年度第1次補正予算案【追記有】

2017年08月23日 10時50分14秒 | 第194回臨時国会(国難突破冒頭解散2017年9月)

[写真]国会内の自民党幹事長室前の廊下、衆議院本館2階の皇居側、2017年5月、国会の許可を得て、筆者・宮崎信行が撮影。

 報道によると、補正予算案が提出される見通しとなりました。

 自民党の二階俊博幹事長、公明党の井上義久幹事長は、恒例の水曜日朝に都内ホテルで会談。補正予算案を編成し、国会に提出すべきだとの考えで一致したようです。

 来月、2017年9月下旬に召集される見通しの、第194回臨時国会のおそらく冒頭に、平成29年度第1次補正予算案を提出するはこびとなりそうです。

 ただ、4月以降、九州北部・秋田豪雨などがありましたが、災害復旧・復興は予備費などで対応するのが基本です。景気については、4-6月期のGDPは大きく伸びており、設備投資などもさらに上向きとなっています。このため、本来は総理が補正予算の編成を指示する必要なないはずです。この間の変化は、森友・加計問題での内閣支持率の急激な低下と多少の回復、都議選の自民党大惨敗(公明党は全勝)だけです。

 昨今は、歳出入の追加が1兆円未満の補正が続いており、ボリューム感(規模感)は、1兆円前後にとどまるだろうと、筆者・宮崎信行は推測します。

 冒頭に提出された場合は、安倍首相の所信表明演説と、麻生財務大臣の財政演説が、衆議院本会議、参議院本会議と続けて行われることになります。この他後、衆本、参本での代表質問の後、衆議院予算委員会、参議院予算委員会が開かれることになります。ですから、野党の予算員としては、補正を出してくれてうれしいという本音があるかもしれません。

 補正を出して、解散したり、10月22日の補選を有利に闘いたい思惑があるのではないか、との観測も出てきそうです。

【追記 24日午前10時】

 やはり、非常に変な話で、財務省幹部が「なぜそういう話になるのか」公明党幹部からも「年内は無理ではないか」との強い打ち消しがでているようですので、きのうのきょうで、24時間しかたっていませんが、新しいエントリーを書きました。

やはり補正予算に否定的な声、財務省「なぜそういう話になるのか分からない」公明党「年内は無理だ」与党内政局も

2017年08月24日 10時43分45秒 | 第194回国会(2017年秋の臨時国会?)



【追記終わり】

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再来週9月5日(火)に、衆議院災害対策特別委員会が閉会中審査へ 九州北部豪雨

2017年08月23日 06時49分35秒 | 第193回通常国会(2017年1月から6月まで)学校法人森友・加計学園国会

 再来週、平成29年2017年9月5日(火)に、衆議院災害対策特別委員会が閉会中審査を行うはこびとなりました。

 「九州北部豪雨」について、与野党が3時間前後で、小此木八郎防災相らと質疑応答する方向で調整が進みそうです。午前9時開議となるのではないでしょうか。

 九州北部豪雨をめぐっては、川の氾濫などによる泥の被害が多いからでしょうが、実際に現地を訪れた人は驚くべき光景だったとしています。3つの小学校が一つのプレハブ校舎で「顔合わせ式」をして2学期が再開したようで、復旧復興にはかなりの時間がかかりそうです。

 災害特委員長は秋葉賢也さんですが、自民党は人事で、望月義夫さんを次の委員長に推すことを決めている、と報じられています。

 自民党幹事長らが「激甚災害法(激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律)」の見直しにも言及していることから、来年の通常国会に向けて、この特別委の開催日数が増えることも予想されます。過去の例をみると、金曜日に開かれることが多く、その次に木曜日に開かれることが多いようで、そのような整理がされている特別委のようです。

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