岡田克也さんの平成最後の衆院選は、無所属となりました。
岡田さんは、衆議院解散と民進党解党決定の週から明けた、平成29年2017年10月2日(月)午後、新・三重3区で、無所属と立候補すると発表しました。
前回衆院選時のネクスト首相は海江田万里さんで、その後を岡田さんが引き継ぎ、首班指名で2位となりました。しかし、次の衆院選よりも前に引きずりおろされてしまいました。
岡田さんは
「私は、政権交代可能な政治を目指して、25年以上、その信念を貫いてきました。野党陣営は今、混乱しています。希望の党が、自民党に変わり得る政党の最終的な姿とは思っていません。短い混乱期を経て、本当の意味で、自民党に対抗できる野党を立ち上げる、そのことによって、政権交代可能な政治を実現すること、これが、私の見据える目標です」
と語りました。
第48回衆院選は、10月22日(日)の投開票後から、民進党、希望の党、立憲民主党の間で、血で血を洗う、お金をめぐる冒険が起きるのは確実。
とりあえずは、2019年7月の第25回参院選までの収束をめざすことになりそうです。
忘れらていますが、2009年政権交代のときの、最大野党幹事長は岡田さんです。この選挙では、幹部はだれも「二大政党」という言葉は使いませんでした。8年経って、二大政党、二大政党という言葉が出てくるだけでも、私にとっては前進です。政権交代ある二大政党の航路は前途洋洋だと考えます。
上の2009年6月28日の私宮崎信行が撮影した動画でもわかる通り、ダメになったらまた政権交代する政治は、当たり前の民主主義です。当時「民主党政権は30年続く」といった国会対策委員長は3年3カ月後に自分が消えました。もう少し長い視野で、二大政党をつくっていく気構えが必要です。
2017年、宮崎信行。