ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

岡田克也さん「野党陣営は今、混乱しています。希望の党が、自民党に変わり得 る政党の最終的な姿とは思っていません。短い混乱期を経て、本当の意味 で、自民党に対抗できる野党を立ち上げる」

2017年10月02日 23時35分52秒 | 岡田克也、旅の途中

 岡田克也さんの平成最後の衆院選は、無所属となりました。

 岡田さんは、衆議院解散と民進党解党決定の週から明けた、平成29年2017年10月2日(月)午後、新・三重3区で、無所属と立候補すると発表しました。

 前回衆院選時のネクスト首相は海江田万里さんで、その後を岡田さんが引き継ぎ、首班指名で2位となりました。しかし、次の衆院選よりも前に引きずりおろされてしまいました。

 岡田さんは

 「私は、政権交代可能な政治を目指して、25年以上、その信念を貫いてきました。野党陣営は今、混乱しています。希望の党が、自民党に変わり得る政党の最終的な姿とは思っていません。短い混乱期を経て、本当の意味で、自民党に対抗できる野党を立ち上げる、そのことによって、政権交代可能な政治を実現すること、これが、私の見据える目標です」

 と語りました。

 第48回衆院選は、10月22日(日)の投開票後から、民進党、希望の党、立憲民主党の間で、血で血を洗う、お金をめぐる冒険が起きるのは確実。

 とりあえずは、2019年7月の第25回参院選までの収束をめざすことになりそうです。

 忘れらていますが、2009年政権交代のときの、最大野党幹事長は岡田さんです。この選挙では、幹部はだれも「二大政党」という言葉は使いませんでした。8年経って、二大政党、二大政党という言葉が出てくるだけでも、私にとっては前進です。政権交代ある二大政党の航路は前途洋洋だと考えます。

 

 上の2009年6月28日の私宮崎信行が撮影した動画でもわかる通り、ダメになったらまた政権交代する政治は、当たり前の民主主義です。当時「民主党政権は30年続く」といった国会対策委員長は3年3カ月後に自分が消えました。もう少し長い視野で、二大政党をつくっていく気構えが必要です。

 2017年、宮崎信行。

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民進党本部

2017年10月02日 14時34分00秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)

   今まで気づかなかったけど、この場所は、撮影できるんです。

   意外にも、元気な民新党本部。「持つ者の強さ」。

   この写真があるからといって雰囲気ものですので、この後、特段の情報はないでしょう。

    午後5時からは、港区内のホテルで、枝野幸男さんの記者会見です。

    2017年、宮崎信行。

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