民進党の小川敏夫参議院議員会長は、「希望の党には行きません。前原さんの独り言。私たち参議院議員が選挙後に決める」と語りました。
第48回衆院選の公示日のきょう、平成29年2017年10月10日(火)、選挙区である、東京都の世田谷での応援演説で語りました。
衆院選候補者の支援者のYouTube動画によると、小川さんは「民進党は無くなっていません。この衆院選に出ないと言っただけです。参議院には48名の民進党国会議員がいます。前原さん、言ってましたよ。選挙が終わったら、民進党の参議院議員が希望の党に合流しますと。行きません、私は。前原さんの独り言ですよ。機関決定は私たち参議院議員が決めることです。聞いたら、行かないという人の方が多い」と語りました。
小川さんは、非連合系の議員で、民進党地方組織が基盤。民進党と法人格が連続している、旧・民主党では、下野後、海江田代表の下、党本部財務委員長に就任。第23回参院選で財務委員長として組織対策費も担当。2013年分の政治資金収支報告書では会計責任者として判を押しました。その後、岡田克也代表のもとでも、財務委員長を続投しました。昨夏からは、参議院議員会長(任期2年)を、非連合系では通算2人目として務めています。
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[画像]10日付インターネット官報からスクリーンショットして、トリミング。
天皇陛下は詔書を発せられ、第48回衆院選を公示されました。
「日本国憲法7条、同54条、公選法31条にもとづく、衆議院議員総選挙は、平成29年2017年10月22日(日)に施行する」と、陛下(平成の天皇、明仁さま)とし、第3次安倍晋三首相(自民党)が副署しました。
さきほど、平成29年2017年10月10日(火)午前8時30分にインターネット官報に載りました。
詔書にはありませんが、最高裁判所裁判官国民審査も行われます。
私はてっきり二大政党対決型となるかと思いきや、新聞各紙は、「自民党及び公明党の与党」「希望の党及び維新」「立憲民主党及び共産党と社民党」の3極対決だとしています。3極とは別に、野党各党の接着剤、無所属の「岡田克也ネットワーク」がキャスティングボートを握ることになりそうです。岡田ネットは、公選法にもとづく選挙期間中の報道からはやや漏れるかもしれませんが、投票日以降浮上しそうです。
ちなみに希望の党の小選挙区公認候補は、摩訶不思議、閣僚経験者が5名しかいないようです(1次公認)。
全289選挙区のうち200選挙区が3極対決に。比例代表とあわせて、定数465のうち過半数233議席を争うたたかいになります。
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