安倍首相が過ちを認める、小泉自民党内閣の年金デフレ特例水準
安倍晋三首相(自民党総裁)は、自らが正副官房長官または正副幹事長として、官邸または自民党本部幹事長室でかかわった、小泉純一郎自民党内閣が、平成16年年金改革法の「物価スライド」に......
安倍首相が過ちを認める、小泉自民党内閣の年金デフレ特例水準
安倍晋三首相(自民党総裁)は、自らが正副官房長官または正副幹事長として、官邸または自民党本部幹事長室でかかわった、小泉純一郎自民党内閣が、平成16年年金改革法の「物価スライド」に......
読売新聞が10日、11日実施した世論調査と支局取材網による、序盤情勢が、12日付読売新聞に掲載されました。
第48回衆院選の序盤の289小選挙区の情勢を筆者が計算したところ、野党系の候補者が57選挙区でトップに立っており、小選挙区だけで、第47回衆院選を上回る善戦を見せていることが分かりました。
【追記 午前4時10分】読売は3面の地の文で「民進党の解散時勢力(87議席)を大幅に上回る勢いだ」と報じました。【追記終】
このうち、民進党系は、53小選挙区で現在1位。前職が42名ですが、元職が4名、新人が7名と、元職・新人が健闘していることがありました。
民進党の元職は、北海道9区、宮城2区、長野2区、愛媛3区の4選挙区で小選挙区での国政復帰が視野に。(北海道9区は以前は比例単独)。
民進党の新人は、北海道1区、北海道11区、東京2区、新潟6区、滋賀3区、高知2区、長崎1区の7選挙区でリード。このうち、高知2区では無所属新人の広田一元参院議員が、自民党前職の山本有二農相との一騎打ちで「しのぎを削る」情勢。広田さんは「共産支持層を含む野党支持層の8割を固め」ました。
民進党の前職は、北海道2区、北海道6区、北海道8区、岩手1区、宮城5区、福島1区、福島3区、福島4区、栃木2区、埼玉5区、新潟1区、新潟2区、新潟3区、新潟4区、東京2区、東京7区、東京21区、長野1区、長野3区、千葉4区、神奈川8区、神奈川9区、神奈川12区、神奈川16区、静岡5区、静岡6区、三重3区、愛知2区、愛知3区、愛知5区、愛知8区、愛知11区、愛知12区、愛知13区、京都2区、京都3区、大阪10区、大阪11区、奈良1区、和歌山1区、香川2区、佐賀1区で優勢。合計で42選挙区かと思いますが、数え漏れがあればご了承ください。
自由党は、岩手3区、沖縄3区でリードしており、元職が広島6区でリード。広島6区では希望の党の元職・佐藤公治二さんが、自民党の前職・小島敏文さんと、共産党の新人・寺田明充さんの両候補をリード。
社民党前職は沖縄2区でリード。共産党前職が沖縄1区でリードしています。
強いとされる、岡山県連、福岡県連では野党がリードしている選挙区は無し。また、三重2区、愛知7区、京都6区なども自民党にリードされています。
意外なところでは、6人が立候補した宮城1区(自民党前職、立憲民主党新人、維新の新人、希望の党新人、諸派新人、無所属新人)や、4人が立候補した兵庫6区(希望の党新人、立憲民主党新人、維新の元職、自民党の前職)で、立憲民主党公認の新人の前地方議員が「接戦」「小差で競り合う」2位となっています。惜敗率ではなく、小選挙区で突き抜けてほしいものです。
民進党系の小選挙区での躍進で、候補者が多い希望の党や、躍進が予想される立憲民主党の比例とあわせて、「民進系」が増えそうです。一方、民進党を離党した「希望の党チャーターメンバー(創設メンバー)」5人のうち、東京の閣僚経験者を除く4名が含まれていることから、選挙後の和解には時間がかかりそうです。
【追記午前4時15分】同じく序盤情勢を報じた、朝日新聞、日経新聞ですが、日経はあす13日付、朝日は15日付で、選挙区ごとの情勢を載せるとしています。【追記終わり】
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