ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

#岡田立つ 旧民進系無所属で岡田克也ネットワーク結成、無所属、希望の党、立憲民主党応援「現・野党の良い人材をたくさん残したい」【追記有】

2017年10月08日 21時11分29秒 | 岡田克也、旅の途中

[写真]資料写真、岡田克也さん、江田憲司さん、安住淳さんら、岡田さんの所属政党の幹部会合、党本部内で、2017年、宮崎信行撮影。

 岡田克也さんは、平成29年2017年10月8日(日)、三重県都の津で、記者会見。あさって公示の第48回衆院選で、民進党出身で立候補する、「無所属」の前職約20名。岡田克也事務所が「党本部」となり、情報共有、相互支援する「岡田ネットワーク」(仮称)を立ち上げたことを明らかにしました。時事通信などの報道を、岡田さんの公式SNSがシェアしました。岡田公式SNSの既存メディア報道引用は異例。(gooニュース=時事通信=民進の無所属組、衆院選連携へ=岡田氏中心、約20人【17衆院選】

 このため、年齢と期数が下なのに経歴に限れば格上の野田佳彦元総理、外様大名の江田憲司さん、側近の安住淳元財務相、中川正春さんら。
 報道では、岡田さんは

「党の支援がない分、個人的なネットワークで助け合っていく」、

「(分散した野党を)しっかりと一つにしていく接着剤、中軸としての役割を無所属議員が果たしていきたい」、

「これからの野党、大きな固まりをつくっていくことを見据えて良い人材をたくさん残したい」

 と語ったようです。

 岡田ネットワークは、希望の党、立憲民主党の候補者も応援。

 選挙後の野党結集の主導権を握りたい考え。岡田さんは「第48回衆院選で150議席をとれば、その次で一気に政権交代(233)できる」との考えを以前から示しており、「第48回衆院選での安倍倒し」は難しいとの認識を持っています。

 岡田事務所は、政策・公設秘書、後援会、政党総支部の3つをあわせて、国会事務所が4名、地元事務所がおよそ20名。野党暮らしが長いのに、屈指の重厚な布陣。これは、世間は「イオンマネー」」と思うでしょうが、実際には、通産省(資源エネ庁石油部含む)出身の元竹下派として築いた全国後援会と地元(四日市工業地帯)で、「前年踏襲でご協力ください」と依頼している者が中心。先代から引き継いだ初期のスタッフの一部は県議に転じていますが、岡田さんが採用するようになって以降のスタッフは、9割以上が勤続10年以上。震災NPO事務局長、在外大使館現地採用職員に転じた人もいますが、「超ホワイト企業」。阿吽の呼吸がきく軍団です。

 大混乱の第48回衆院選ですが、私も当然ながら、岡田ネットワークを全面的に支持。その一員として、ふんばっていきます。それこそ、殺されてでも支持者として、まあ別に今回の選挙はたいして危ない選挙ではありませんが、大混乱、大乱世です。1000年先まで日本の未来に、政権交代ある二大政党政治を残すんだ。揺るぎなき信念で、闘ってまいります!今回の選挙は、ちょっと引いた視線も持ちながらね。私と個人的に親しい候補者に申し上げたいのは、無所属・希望の党・立憲民主党とも、前職が確実に議席を維持することに専心させていただきたい。

 それとこれは、思い半分位の私見ですが、殿(岡田さん)が応援演説先に陣中見舞い5万円位包んでいったり、平常時も毎月1万円でも振り込み続ければ、総理はもっと近いと思います。いかんせん、本人がそういうことは絶対しない。長老にアドバイスされてもしない。岡田ネットには、小選挙区当選の経験がない1回生が、私が把握する限り3人以上います。武士は食わねど高楊枝と言いますが、霞を食ってたたかえません。ちょっとだけ、殿にも、君子豹変していただきたい感想も、私個人の半分くらいの思いとして、持ち始めています。

【追記 9日午前7時10分】

 NHKニュースおはよう日本は、岡田ネットワークの設立について、報道しました。トップニュースで「あす公示1000人余り出馬予定」「前日の日本記者クラブ8党首討論会」に続いて、この動きを、7時4分頃に報じました。


[画像]「岡田ネットワーク」を報じる、NHKニュースおはよう日本、2017年10月9日午前7時4分頃、ワンセグ放送画面から宮崎信行がスクリーンショット。

【追記終わり】

(C)2017年、宮崎信行。

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