ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

「生産性革命」の税制改正・予算関連法案を2018年通常国会提出へ、首相、衆院選勝利を受けた記者会見で年内とりまとめ表明

2017年10月23日 21時01分57秒 | 第196回通常国会(2018年1月召集)働き方 カジノ

[写真]安倍首相、2017年10月、茨城県内で筆者・宮崎信行撮影。

 安倍首相は、平成29年2017年10月23日(月)、前日の第48回衆院選を受けて、自民党本部で記者会見しました。

 この中で、衆議院解散を発表する記者会見と同じく、「生産性革命」と「人づくり革命」にかんする政策パッケージを年内にまとめると表明しました。

 政策パッケージは、2018年通常国会に、国税改正法案や、後半国会への予算関連法案などとして提出されるとみられます。

 「生産性革命」は国土交通省が使っている言葉ですが、首相発言は、官邸・経産省主導で進めることを前提にしていると思われます。

 首相は記者会見で、

「4年連続の賃金アップの流れをさらに力強く持続的なものとするためには生産性を高めていくことが必要です。ロボット、IoT、人工知能、生産性を劇的に押し上げる最先端のイノベーションが今、世界を一変させようとしています。生産性革命をわが国がリードすることこそ次なる成長戦略の最大の柱であります。2020年度までの3年間を生産性革命集中投資期間と位置づけ、中小小規模企業も含め企業による設備や人材への投資を力強く促します。大胆な税制、予算、規制改革、生産性革命の実現に向かってあらゆる施策を総動員してまいります。生産性を押し上げ、今年より来年、来年より再来年、皆さんの所得を大きく増やしていく。デフレ脱却へのスピードを最大限まで加速してまいります」

 と語りました。

このエントリーの本文記事は以上です。

(C)2017年、宮崎信行。

[お知らせはじめ]

宮崎信行の今後の政治日程(有料版)を発行しています。

国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読ください。 

このブログは以下のウェブサイトを活用しエントリー(記事)を作成しています。

衆議院インターネット審議中継(衆議院TV)

参議院インターネット審議中継

国会会議録検索システム(国立国会図書館ウェブサイト)

衆議院議案(衆議院ウェブサイト

今国会情報(参議院ウェブサイト)

各省庁の国会提出法案(閣法、各府省庁リンク)

予算書・決算書データベース(財務省ウェブサイト)

インターネット版官報

[お知らせおわり]

Miyazaki Nobuyuki 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来週水曜日、11月1日(水)首班指名へ、第195回特別国会 第48期衆議院

2017年10月23日 12時45分25秒 | 第195回特別国会(2017年10月~11月)第4次安倍内閣と野党3極

 報道によると、引き続き与党となった、自民党・公明党の幹事長・国対委員長の「2幹2国」は、

 来週水曜日、

 平成29年2017年11月1日(水)に第195回特別国会を召集し、第48期衆議院をスタートさせることにしたようです。

 二階俊博さん(和歌山3区)、森山裕さん(鹿児島5区)、井上義久さん(比例東北単独)、大口善徳さん(比例東海単独)が、衆院選明けのきょう23日(火)、国会内常任委員長室で話し合い、決めました。

 なお、先の国会での最大野党の国対委員長は落選しています。

 当ブログは9月26日付で「10月31日召集」説を報じましたが、天皇日程などから、11月1日の首班指名、組閣、親授式、認証式というはこびになったようです。

 立憲民主党が、元祖第三極の組織政党「公明党」、「共産党」及び、地域政党「維新」を食う形で伸長。勝った勝ったと喜んでいると、土井たか子さん率いる社会党が、統一地方選ですぐに失速した、1990年の二の舞になりかねません。11月1日には、議長、副議長選挙のほか、野党がどのような会派をつくっていくかが焦点になります。

 本格的な本会議は6月中旬から開かれていない状況が当面続きます。まあ、このブログはそれにもかかわらず、ページビュー数が安定していますので、もう少し高次元で、これからも舌鋒鋭く書いていこうと考えます。

このエントリーの本文記事は以上です。

(C)2017年、宮崎信行。

[お知らせはじめ]

宮崎信行の今後の政治日程(有料版)を発行しています。

国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読ください。 

このブログは以下のウェブサイトを活用しエントリー(記事)を作成しています。

衆議院インターネット審議中継(衆議院TV)

参議院インターネット審議中継

国会会議録検索システム(国立国会図書館ウェブサイト)

衆議院議案(衆議院ウェブサイト

今国会情報(参議院ウェブサイト)

各省庁の国会提出法案(閣法、各府省庁リンク)

予算書・決算書データベース(財務省ウェブサイト)

インターネット版官報

[お知らせおわり]

Miyazaki Nobuyuki 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月22日(日)のつぶやき その3

2017年10月23日 01時49分43秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月22日(日)のつぶやき その2

2017年10月23日 01時49分42秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月22日(日)のつぶやき その1

2017年10月23日 01時49分41秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【衆院選】自民党と公明党だけで310確保、衆参とも改憲勢力が2019年まで3分の2

2017年10月23日 01時26分59秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)

 第48回衆院選の開票が続いていますが、比較的早いペースで集計している朝日新聞電子版が、自公で「310」議席を超えた、としました。

 今回から、定数が465になりましたので、憲法改正案の発議に必要な衆議院の議席数は「310」となりました。

 参議院は、定数242で、必要な議席数は、162。参議院では、2019年7月まで、自民党・公明党・維新・日本のこころ(希望に移籍者あり)の4党で、162を確保する情勢が続きます。

 衆議院では、2021年まで、自公だけで、改憲発議ができるようになりました。

 改憲発議は、衆議院と参議院で各々発議することになっています。委員会は過半数で可決できますが、本会議は3分の2が必要。今後も、安倍晋三首相率いる自民党は、維新、日本のこころへの気配りが必要となりますが、衆議院でも3分の2勢力が、2021年まで延長されたことで、2年以内の、憲法改正国民投票が現実的になりました。

 このエントリー記事の本文は以上です。
(C)2017年、宮崎信行。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前原誠司・民進党代表「辞任することは責任をとることではない」「希望の党への合流は見合わせる」

2017年10月23日 00時23分55秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)

 前原誠司・民進党代表は、第48回衆院選の大勢がみえた、平成29年2017年10月23日深夜(24日)午前0時10分過ぎから、党本部で記者会見を開きました。

 前原さんは「今辞任することは責任をとることではない」と語りました。民進系の議員が増えながらも、希望の党、立憲民主党、無所属に分裂する大混乱を招いたにもかかわらず、続投することを強調しました。

 前原さんは「希望の党を中心に大きな塊で合流することはいったん考え直す」として、参議院民進党、無所属、地方議員、支援団体と話し合う考えを示しました。前原さんは2019年4月の統一地方選や、2019年7月の参院選に向けた、話し合いの必要性を強調。続投の意思を明確にしました。

 このエントリー記事の本文は以上です。

(C)2017年、宮崎信行。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする