恐怖の大王は安倍晋三でした。
ノストラダムスの大予言は、平成11年(1999年)7の月に、空から恐怖の大王が落ちてくる、としていました。
あちらはイエス・キリストさんの文化圏ですので「世紀末」ということでしたが、日本は元号制ですので、「平成末」。19年遅れといっても誤差の範囲内でしょう。
2013年には野党委員長解任で参議院を破壊。
2014年解釈改憲で立憲主義を破壊。
2015年自称・平和安全法制で専守防衛を破壊。
2018年、国会無視の白紙委任法。
地球儀を俯瞰しながら、降ってきた恐怖の大王と言わざるを得ません。
第197回臨時国会は、政府が新規に提出した法律案が、8日の本会議で、すべて成立し、事実上閉会しました。
政府の新規提出法律が当初会期内に100%成立するのは異例。改正入管法には衆議院で修正が入りました。
7日の参議院本会議では、2014年解釈改憲を官邸で主導した、磯崎陽輔さんが「発言時間の制限動議」を提出して、趣旨説明などを15分に縛りました。
外国人材拡大については、省令に委任するとの条文が多く、「白紙委任法」です。日本への憧れを搾取している面も無くはありません。
特区法の改正案が廃案になることが確実になったのが、せめてもの救いです。しかし、これまで違法を合法にする構造改革特区法などで、加計さん、三菱、オリックスなどはライバルを押しのけて、合法的に甘い汁を吸いました。
さらに護衛艦「いづも」は、固定翼も離発着できるように改修。F35の100機調達は既定路線ですが、空母から離発着できるF35Bを大量購入。集団的自衛権が解禁されたのですから、日本の空母がホルムズ海峡に出かけることもあります。恐ろしいことです。スタンドオフ火力も中期防に入るので、イージスアショアの購入で、レイセオンが潤うことになります。
グローバル資本主義の株式会社が、政府与党を動かせる事態となり、主権国家の選挙による民主主義を無効化させかねない勢い。まさにグローバル資本主義が、民主主義を根こそぎなぎ倒しており、有権者に残された選択肢が無くなりつつあります。
このエントリーの本文記事は以上です。
[お知らせはじめ]
宮崎信行の今後の政治日程(有料版)を発行しています。国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読ください。
このブログは以下のウェブサイトを活用しエントリー(記事)を作成しています。
衆議院インターネット審議中継(衆議院TV) 参議院インターネット審議中継 国会会議録検索システム(国立国会図書館) 衆議院議案(衆議院事務局) 今国会情報(参議院事務局) 各省庁の国会提出法案(閣法、各府省庁リンク) 政党インターネット資料収集保存事業 「WARP」(国立国会図書館) 予算書・決算書データベース(財務省ウェブサイト) インターネット版官報
[お知らせおわり]
tags
(C)2018年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki 2018