宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

[法律の執行状況]赤坂プレス・センターを「ドローン禁止法」対象とする防衛省令が告示、泉健太・野党議員も答弁の議員立法

2022年12月26日 21時36分50秒 | 法律の執行状況
[写真]赤坂プレス・センター、東京・港区六本木で3年前の2019年1月、宮崎信行撮影。

 防衛省は「ドローンの国の重要施設上空の飛行禁止法」(189衆法24号→平成28年法律9号」の対象に米軍・米国務省のヘリポート「赤坂プレス・センター」を加える防衛省告示(省令)を決め、きょう(2022年12月26日)付の官報に載せました。

 ドローン禁止法は、超党派議員立法で、野党の泉健太議員らも「原発施設を含めるべきだ」との修正を出して法律に反映されています。(参考ドローン規制法案が参修正議決 思いやり予算が衆本で審議入り きょうの国会 - ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記)。

 「赤坂プレス・センター」は東京都港区六本木にあるので「六本木ヘリポート」という表現をNHKなどはしています。

 筆者としても、在日米軍・国務省施設上空のドローン規制がなかったことに驚きますが、底地を持つ日本自治体との係争がありますので、省令で正統化することは、日米軍軍運用の深化が止まらないという薄気味悪さも感じます。





[写真]赤坂プレス・センター、東京・港区六本木で3年前の2019年1月、宮崎信行撮影。

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週刊朝日予想、サミット後解散第50回衆院選では、立憲小選挙区百超、自公減らして「宙ぶらりん議会」か

2022年12月26日 20時28分12秒 | 第50回衆院選(2024年10月27日)
 岸田文雄政権の内閣支持率が再び下落。来年2023年5月19日(金)から21日(日)までの「広島サミット」の後に衆議院を解散して第50回衆院選に踏み切るのではないかとの観測が浮上し、五分五分の可能性でしょうか。

 「週刊朝日2023年 1/6-1/13 合併号」は、早くも議席予想をしました。

 2人の政治ジャーナリスト野上忠興さん80歳と、角谷浩一さん61歳。私宮崎信行48歳よりずっと経験の長い超一流。

 この中で、小選挙区289の行方では、野上さんが自民の中央値が136、立憲民主党のそれが112。角谷さんは148、93と予想しました。

 233議席をとると過半数。野上さんが自公で221、角谷さんが235が中央値だとしています。

 なので、自公過半数割れの可能性が五分五分との予想といえそうです。

 イギリスの言葉では「ハングパーラメント」「宙ぶらりん議会」になりそうです。

 一方、立憲側から見ると、維新とあわせて200との予想か。ところが、残り33議席となると、国民民主党と、共産党とどちらかしかパートナーになりえませんので、第50回衆院選での泉健太首相の誕生はなかなか一筋縄にはいかなそう。

 詳しくは雑誌をお買い求めのうえで、ご自身でお読みください。

 政権交代からきょうで10年。ここ数年の私は、やはり地上波テレビに呼ばれたい一心で、政権交代論者であることを表に出していませんでした。が、第210回臨時国会の議法丸のみと、立憲の国対・政調・幹事長部局で合計60回以上統一教会「仮名信者」ヒアリングを積み重ねる組織力にがぜんやる気が出てきました。この先どうなるかは、今の私にはまったく分かりません。が、これからも淡々と歴史の証人をめざして、政権交代の日に向かっていきます。

 10年間を半分に割ると、希望の党騒ぎは過去の半分に入ります。

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自民党大会取材妨害事案の高輪署員と再会「緊急避難の公安委報告」違法か 5年前の安倍晋三総理隊長の警護官配慮も不鮮明な取材結果に

2022年12月26日 20時00分44秒 | 自民党
[写真]暗殺された安倍晋三元首相、毎日・久保記者撮影=第63回報道写真展・東京写真記者協会主催の「撮影自由」コーナーで、宮崎信行撮影。

 東京は意外と狭いですね。

 直近最後の自民党大会となった、きょねん2021年9月29日。自民党本部が私の取材を懇願電話で拒んだのですが、岸田文雄さんの顔写真がないのにあせって、ホテルまでに撮りに行きました。ここで、若手SPが横田一ジャーナリストに対して先に手を出すという驚くべき事案が発生し、先輩SPがあわてて私の撮影を妨害しました。

  大石警視総監就任第1週で、ソフト警護ではなく、私がSPに尾行される事案まで発生。

 そして、宏池会事務局を中心とした岸田選対の会合では、第1方面高輪署署員がカメラ位置をバミるという警職法第4条第1項の「緊急避難」に出ました。


[写真]ドン突きの岸田選対勝利集会会場を前に、横田一ジャーナリストや手前・宮崎を明らかに「緊急避難」させている高輪署員ら。

 この高輪署員にきょう再会しました。

 私が指摘しているように警職法第4条第1項で緊急避難を命じた場合は、必ず東京都公安委員長に報告しなければならない義務規定があります(罰則はなし)。

 これを出したか、きょう再会した高輪警察署警備課おまわりさんは、出していないという趣旨の発言をして、違法である可能性があります。

https://youtube.com/shorts/2tRlq84ks8w?feature=share



 この後、時事通信正社員から内外情勢調査会に入る西武鉄道・プリンス系ホテルのロビーは「プライベートな会合なので写真を撮らないでほしい」と要請され、名刺交換を求めましたが拒否。顔写真はあるので、時事記者に後で見てもらいます。

 そして、「やばい」と思ったのか、2017年当時に安倍晋三首相(故人)警護隊のキャップ、総理警護隊長だった警護官が私のところにきて、「ここでいいですか」とソフトに要請され、私も応じました。「よしもと新喜劇」(なんばグランド花月)の舞台上にいた総理隊長よりも1代前の隊長です。

 その動画がこれですが、総理の顔は映りませんでした。

 政権交代からちょうど10年。

 ちなみに、安倍さんが暗殺された翌々日、私が立憲民主党開票センタービルに入ろうと自ら身分証明書を出そうとしたら、幹部SPから「宮崎さんでしょう、分かってますよ」ときょねん9月以来の「事案」について警護課中堅以上は把握しているようです。

 自民党に対して「なぜ安積明子さんは入れて、私は入れないんだ」との問いに答えず、懇願して取材を拒む自民党。

 その体質が、警視庁警備部や時事通信社員にも皺寄せがいって、10年前の政権交代の看板役者の安倍さんの死につながったのではないでしょうか。

 きょねん9月29日の事案については、まだ都庁に開示請求をしていませんが、ダチョウ倶楽部・上島龍平さんの「押すなよ」状態ですので、YouTubeなどにあおりのコメントがくれば、本気で、1億円の国賠に出るかもしれません。

 妻子無き大富豪をなめるな。

 これからの10年も政権交代の日をめざして、自民党の体質に徹底的に反抗していきます。

[写真]暗殺された安倍晋三元首相、毎日・久保記者撮影=第63回報道写真展・東京写真記者協会主催の「撮影自由」コーナーで、宮崎信行撮影。

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