[写真]渡海紀三朗・自民党政調会長(当時)を囲む国民民主党の大塚耕平さん(左、おととい名古屋市長選落選)、公明党の高木陽介さん(右、先月不出馬で政界引退)の「自公国政調会長会談」、きょねん12月28日、常任委員長室で、宮崎信行撮影。
政界地図が変わり、新しい政党間協議体がどんどんできています。
あさっての召集を目の前にして、立憲、国民は執行役員会を開きましたが、自民党は総裁らが出席する三笠宮妃の斂葬の儀のため、役員会・役員連絡会を開きませんでした。あさっては午後1時から衆議院本会議。しあさっては午後3時から衆参で所信表明演説をし、衆の代表質問は週明け月曜日の午後1時から始まるという、最も「質問通告日」が短い日程となりました。石破茂首相は記者会見でまとまりがないので、本会議もぐだぐだな展開となるかもしれません。
【両院・政治資金規正法に関する政党間協議 第1回】
政策活動費の10年以上温存を決めた改正政治資金規正法の再改正を行うことで与野党が合意し、渡海・前自民政調会長、西田・公明幹事長、大串・立憲代表代行、 藤田・維新幹事長、古川・国民代表代行、れいわ新選組の高井幹事長、塩川・共産国対委員長の7党派が集いました。なお、座長だった自民党の鈴木さんは法相に「栄転」しました。
立憲の野田佳彦代表が「熟議と公開の政治」をとなえており、常任委員長室開催ではおそらく初といっていい全編テレビ中継が1時間以上されました。この中で、30年前の政治改革4法で、企業献金の5年後廃止検討条項がいまだにないがしろにされていることを念頭に、古川さんが「佐々木毅さんが、悪魔は細部に宿ると言っている」と発言し、年内決着のために結論を急ぎすぎないようくぎをさしました。渡海さん、大串さんの鼻息の荒さとはうらはらに、次回の日程は決められないまま、散会しました。
ところで、今と違ってきょねんは「自民1強」でしたが、渡海政調会長は、暮れも押し迫った12月28日に「自公国政調会長会談」を開催し「トリガー条項凍結解除の3党実務者協議会」の設置を決めました。会議後、大塚耕平さんにしたがう党職員が「国民民主党は、(事後)レクチャーを行いません」と話し、渡海さんを信頼する姿勢を示しました。ところが、実務者協議はわずか1ヶ月ではしごを外され、国民は大恥をかきました。そして、大塚さん、高木さんは永田町を去り、渡海さんが、同期の石破首相のもと、ことしも暮れの政党間協議の晴れ舞台に登場。30年前「みなさん、私がどうして早稲田大学理工学部卒業だかわかりますか。親父の後をついで政治家になりたくなかったからです」とし「私のような不幸な世襲議員を増やすな」との渡海さんの発言は政治改革のムーブメントにつながりました。
一方、当時から既に石破さん同様に目立っていた政治改革の闘士・岡田克也さんは、1期上で清和会の渡海さんを当時からよく知らない、としています。渡海さんは「新党さきがけ」が消滅してしまったので、やむなく自民党に復党したので石破さんらとは違います。人が良ければ政党間協議がまとめるわけではありません。職業政治家による間接民主制では、時間がない有権者に説明する能力があることが、「熟議と公開の政治」をする前提条件です。
【参議院・議院運営委員会理事会 きょう令和6年2024年11月26日(火)】 開かれました。
【官邸・自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議】石破茂さんの総裁選の公約実現のために開かれています。法案提出につながるかもしれません。
【官邸・経済財政諮問会議】開かれました。
【自民党・資産運用立国議連】総辞職直後として異例の岸田文雄会長の議連が新設され、さっそく首相に官邸で申し入れをしました。
政界地図が変わり、新しい政党間協議体がどんどんできています。
あさっての召集を目の前にして、立憲、国民は執行役員会を開きましたが、自民党は総裁らが出席する三笠宮妃の斂葬の儀のため、役員会・役員連絡会を開きませんでした。あさっては午後1時から衆議院本会議。しあさっては午後3時から衆参で所信表明演説をし、衆の代表質問は週明け月曜日の午後1時から始まるという、最も「質問通告日」が短い日程となりました。石破茂首相は記者会見でまとまりがないので、本会議もぐだぐだな展開となるかもしれません。
【両院・政治資金規正法に関する政党間協議 第1回】
政策活動費の10年以上温存を決めた改正政治資金規正法の再改正を行うことで与野党が合意し、渡海・前自民政調会長、西田・公明幹事長、大串・立憲代表代行、 藤田・維新幹事長、古川・国民代表代行、れいわ新選組の高井幹事長、塩川・共産国対委員長の7党派が集いました。なお、座長だった自民党の鈴木さんは法相に「栄転」しました。
立憲の野田佳彦代表が「熟議と公開の政治」をとなえており、常任委員長室開催ではおそらく初といっていい全編テレビ中継が1時間以上されました。この中で、30年前の政治改革4法で、企業献金の5年後廃止検討条項がいまだにないがしろにされていることを念頭に、古川さんが「佐々木毅さんが、悪魔は細部に宿ると言っている」と発言し、年内決着のために結論を急ぎすぎないようくぎをさしました。渡海さん、大串さんの鼻息の荒さとはうらはらに、次回の日程は決められないまま、散会しました。
ところで、今と違ってきょねんは「自民1強」でしたが、渡海政調会長は、暮れも押し迫った12月28日に「自公国政調会長会談」を開催し「トリガー条項凍結解除の3党実務者協議会」の設置を決めました。会議後、大塚耕平さんにしたがう党職員が「国民民主党は、(事後)レクチャーを行いません」と話し、渡海さんを信頼する姿勢を示しました。ところが、実務者協議はわずか1ヶ月ではしごを外され、国民は大恥をかきました。そして、大塚さん、高木さんは永田町を去り、渡海さんが、同期の石破首相のもと、ことしも暮れの政党間協議の晴れ舞台に登場。30年前「みなさん、私がどうして早稲田大学理工学部卒業だかわかりますか。親父の後をついで政治家になりたくなかったからです」とし「私のような不幸な世襲議員を増やすな」との渡海さんの発言は政治改革のムーブメントにつながりました。
一方、当時から既に石破さん同様に目立っていた政治改革の闘士・岡田克也さんは、1期上で清和会の渡海さんを当時からよく知らない、としています。渡海さんは「新党さきがけ」が消滅してしまったので、やむなく自民党に復党したので石破さんらとは違います。人が良ければ政党間協議がまとめるわけではありません。職業政治家による間接民主制では、時間がない有権者に説明する能力があることが、「熟議と公開の政治」をする前提条件です。
【参議院・議院運営委員会理事会 きょう令和6年2024年11月26日(火)】 開かれました。
【官邸・自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議】石破茂さんの総裁選の公約実現のために開かれています。法案提出につながるかもしれません。
【官邸・経済財政諮問会議】開かれました。
【自民党・資産運用立国議連】総辞職直後として異例の岸田文雄会長の議連が新設され、さっそく首相に官邸で申し入れをしました。
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このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
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