○民主党の菅直人さん、山井和則さん、薬害C型肝炎で厚労省追求
下町の太陽はこの審議をずっと聞いていました。傍聴席には患者、ご家族、ご遺族がかなり詰めかけていたようです。
菅さんの追求に、舛添厚労大臣はタジタジ。そして厚生労働省医薬食品局長の体たらくにはあきれたのヒトコト。質問通告されたことに即座に答えられない役人など初めてみました。
下町の太陽はどうやら、きょうの審議を、“冷静”かつ“客観的”にまとめることができなさそうです。
そして、それがきょうの最大の感想ということです。
よって、よくまとまった新聞記事をご紹介させて頂きます。
なお、自民党の茂木敏光委員長の議事運営が公正中立であったことを付け加えておきます。
薬害肝炎、全員調査へ 厚労相が治療負担の方針(朝日新聞) - goo ニュース
舛添厚生労働相は24日、C型肝炎の原因となる血液製剤フィブリノゲンを投与された約28万人全員について追跡調査をして実態を把握し、検査や治療を呼びかける方針を明らかにした。その費用は「責任ある人たちが払うのは当然」と述べ、国と製薬会社が責任に応じて負担するとの考えを示した。薬害C型肝炎訴訟については、年内の和解に向けた決意を強く示した。
同日開かれた衆院厚生労働委員会で、民主党の菅直人代表代行らの質問に答えた。
菅氏は、厚労省が02年に旧三菱ウェルファーマ(現田辺三菱製薬)から血液製剤フィブリノゲン投与後の肝炎発症例418人分の報告を受けながら放置した問題を追及。418人の実態調査と告知を求め、さらに同薬を投与された約28万人全員(感染者は推計約1万人)を追跡して知らせるべきで、治療費は国と製薬会社が負担すべきだとした。
舛添氏は「そういう形で実行したい」と調査や告知について答弁。委員会後、報道陣に費用負担には治療費も含むのかを問われ、「基本的にはそうだ」と述べた。
薬害肝炎訴訟について舛添氏は「福田総理とも詰めて、きちんとした決断を政府全体で下す。極めて短期間に大きな決断を下せるよう全力を挙げる」と述べ、和解による全面解決を目指す決意を示した。責任や謝罪を含む和解を検討すべきだとの質問に対しては、「その決意で全力を挙げる」と応じた。
厚労省の対応を検証する特別調査チームには外部の有識者を入れることも表明した。
血液製剤を投与された人を追跡するには、患者情報を最も多く持つ医療機関の協力が不可欠。舛添氏は、報告命令の対象に医師らを含むよう薬事法改正を検討する考えも明らかにした。ただ、当時5年間だったカルテ保存期間を超えた事例が圧倒的とみられ、7000の医療機関の多くに資料がない恐れがある。
一方、菅氏らは薬害肝炎をめぐる厚労省の対応をただすため、集中審議を要求するとともに、当時の医薬局長だった宮島彰・医薬品医療機器総合機構理事長らの参考人招致を求めた。
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