ふぐひれ塩ラーメン

　　　　
　先日持ち帰ってきた「ふぐのひれ」で、ひれ酒を愉しんでいた私。３回ほど使用したこのひれは、そろそろ出涸らしっぽくなってきた。だが、捨てるのはなんだか惜しい。そこで、このひれをラーメンのスープに活用しようと考えた。　　
　　　
　食品庫にあったのは、インスタントの「マルちゃん　塩ラーメン」である。
　　　
　見ると、賞味期限は切れ果てている！これは、とり急いで調理しなくてはならない。
　　　
　まずは５００ｃｃの水にふぐひれを投入し、煮立てる。
　　　
　煮立ったところで麺を入れ、３分茹でたのち、火を止め、スープを入れて混ぜる。
　　　
　そうするとどうだろう！インスタントの塩スープに決して負けることなく、このふぐひれはキッチリと香り立ち、その存在を主張しているではないか！ああ、なんと贅沢なインスタントラーメンなのだろう。出来ることならば、出涸らしではない新鮮なふぐひれで、本格的なラーメンを作ってみたいものだ。
　　　

五木食品 熊本もっこすラーメン

　　　
　先日１００円ショップで購入した「熊本もっこすラーメン」が、その日の昼食だった。
　　　
　こういった「棒ラーメン」を調理するのは、初めての経験である。
　　　
　２分半麺を茹で、火を止めて混ぜ合わせたら完成である。トッピングには、例の「高菜」をてんこもりに！
　　　
　この黒マー油入りのトンコツスープは、じつにまろやかでウマい！細身のストレート麺も、けっこうしなやかで、「これが九州の棒ラーメンなのか！」と私をうならせてくれた。
　・・・だがしかし、トッピングした「高菜」がイマイチだった。妙に後味に苦味が残り、せっかくのトンコツスープのウマ味をかき消してしまう。数年前に「櫻島」というラーメン屋で食べた「高菜」は、こういう味ではなかったハズだが・・・

　とはいえ、この「熊本もっこすラーメン」自体は、ストライクであった。五木食品は素晴らしい。次回は別のトッピングで試してみよう。