日曜日。娘二人はお友達の誕生会に招待されて、出かけていった。久々に夫婦のみで昼食を外で喰うチャンスがやってきたのである。
私は、「当別町までふきのとうを採りに行こう」と妻をそそのかし、昼食時に、目論見通り、「とりたま食道こっこ家」へとなだれ込んだ。
この店は、かつては「4月1日~10月31日まで」の期間営業だったが、最近通年営業となった模様である。
メニューは色々とあるのだが、選択したのは当然のごとく「こっこラーメン」(600円)。本当は「塩」を喰いたかったのだが、あえてまだ食べたことの無い「醤油」をオーダー。ああ、悲しきブロガーのサガ・・・
久々の夫婦ふたりきりでの外食である。この機会を生かして、オプションとして「やきとり」(400円)をオーダー。
細いストレートの麺には、ココで育てられた鶏の卵が練りこまれているという。その麺はちょっと固めだが、ノド越しが素晴らしい。
端整な醤油スープは、カラダに良さそうな自然なテイストなのにもかかわらず、じつにウマい。後味がすぅーっと尾を引き、このストレート麺に非常によく似合う。
ダブルで入っている「あじたま」が、これまたトロリとして、つるんとして、秀逸なのだ。コイツはまさにニワトリさんからの贈り物である。
そして、お楽しみの「やきとり」。ジュージューと音をたてながらステーキ皿に載せて運ばれてきたその鶏肉は、ちょっと固めで歯ごたえがある。だが、その野趣に溢れた味わいが、放し飼いで育てられた健康な鶏肉の味なのだろう。これまた絶品。
当然のごとく、お土産に「くんせいたまご」(420円)を購入。時期が早くてふきのとうを採ることは出来なかったが、極めて満足の1日であった。