新種のカップラーメンを見つけるたびに購入してしまうクセは、たぶん一生直らない。今回俎上に載せるのは、またしても明星食品の「バリカタ細麺 熱々とんこつ」である。
その一番の特徴は、「熱湯1分」という迅速さで出来上がることであろう。タイムイズマネーの現代人にピッタリのカップめんだ。
別袋は後入れの「調味油」のみで、具材やスープは麺と一体になっている「日清カップヌードル方式」。基本的にお湯を掛けるだけでいいという気軽さが嬉しい。別袋が少ないということは、それだけゴミの排出量が少なくなり、環境コンシャスであるということだ。
そして1分で茹で上がるこのカップめん。自分のレスポンスの悪い携帯カメラで写真を撮っている間に「麺がのびてしまうのではないか」という不安を抱かせるほどのせわしなさで完成した。その製品コンセプトは、同社の「究麺シリーズ」とは対極にある。
だがしかし、これは九州ラーメンの特徴をよく表現しており、なかなか秀逸な作品に私には思えた。もう、気分は博多へトリップ!コレ、また買おう。