8月8日。夏休みを利用し、久し振りに一家でキャンプへと繰り出した。
後方視界をほぼスポイルすることなくキャンプ用品を積み込めるのが、レガシィツーリングワゴンの大きな美点。7時50分に出発。天気も上々だ。
もちろん、チャロ君も同伴である。久々のキャンプに、やや緊張気味の彼。
10時20分。支笏湖で、休憩&トイレタイム。
初めて見る支笏湖に、チャロ君も興味深々。
天気が良いこともあってか、その水面は透明感に溢れ、実に美しかった。
12時58分。娘たちの要望を受け、苫小牧のイオンに立ち寄る。そこで昼食のお弁当を購入し、車内で腹ごしらえ。
そして13時47分。6月頃に事前予約していた「オートリゾート苫小牧アルテン」にチェック・イン。
センターハウスではキャンプ場から歩いて行ける「ゆのみの湯」の入浴券が販売されている。キャンパー滞在期間中は、入り放題とのこと!早速それを購入。
14時01分。レガシィを所定の位置にパークさせ、テント組立開始である。
我々一家はペット同伴可の「しらかばサイト」に宿泊。
夏休みシーズンだが平日ということもあってか、場内はわりと空いていた。
妻子たちの絶大なる協力もあって、約30分でテント&スクリーンタープ組み上げは完了。
テント入口に繋がれたチャロ君は、やはりやや緊張気味で、尻尾が垂れ下がっていた。
我々のテントの目前には「サニタリーハウス」がある。
清潔感のある炊事場。
トイレは水洗で、照明は明るく、夜中にもよおしても安心。トイレットペーパーの紙質も、なにか上質である。
さらには、シャワールームも完備。
ゴミは「燃やせないゴミ」と「燃やせるゴミ」の2種に分別して捨てるようになっている。
近年「ゴミ持ち帰り」のキャンプ場も増えているが、やはりゴミを積んで帰らなくていいのは、ありがたい。
特に、ワゴンタイプのクルマだと、車内に悪臭が漂ってしまいますからねぇ・・・
フィールドアスレチックや、ボール遊びができる広場など、充実の施設。アウトドアを満喫できる。
16時04分。テントを立てて流した汗を洗い流すため、サイトから徒歩10分ほどの距離にある「ゆのみの湯」へ。
泉質は、湯あがり後に温泉エキスがお肌にねっぱるタイプのもの。
特に、泥水っぽい色合いの露天風呂が、心地よかった。
風呂上り。天然のアイソトニック飲料「牛乳」で、失った水分を補給。脳梗塞防止のためにも、大切なことである。
入浴満喫後は、森林浴をしながらテントへと戻る。
抜けるような青空が、目に眩しい!
真夏のアウトドアで飲むビール系飲料は、格別である。
17時22分。その後の飽食のダメージをおもんぱかって、プリン体&糖質オフの「アサヒ オフ」を開けた。
18時17分、炭に火を入れる。
そして18時58分、焼鳥BBQの開宴。味付けは「スタミナ源 塩焼のたれ」。安価な焼鳥をプレミアムテイストに変貌させる、強力な助っ人だ。
満腹後の20時37分。場内に設置された「花火コーナー」で手持ち花火を楽しむ。火消し用の水入りバケツも用意されているのが、親切だ。
花火の〆は、やはり「線香花火」。その儚さが、日本的情緒を醸し出す。
そうしてしたたか酔っ払い、21時半頃には、シュラフに潜り込んだのだった。
だが、明けて9日の早朝5時。なんと、雨が降ってきたではないか!予想外の天候の急変に、私は、狼狽した。これは、とり急ぎ撤退準備に入らねばならない。
6時21分。スクリーンタープ内で、「カップヌードル カレー」で腹ごしらえ。
昨夜の残りの焼鳥とウインナーを胃袋に片づけて、テント撤収にとりかかる。
8時04分、テント撤収完了。しかし、この後すぐに雨は上がり、真夏の太陽が照りつけてきたのだから、まったくもって皮肉である。
9時03分。後ろ髪を引かれながらも、キャンプ場を後にすることに。チャロ君も、微妙な表情で、車内に乗り込んだ。
この「オートリゾート苫小牧アルテン」という施設。我々が泊まったサイトの利用料金は5,250円と、キャンプ場としてはややお高めだった。だが、その充実した施設と行き届いた管理とを思えば、納得すべきものであろう。またいつか、来てみたいと思う。
苫小牧市内を徘徊した後、「よいとまけ」で有名な「三星」に立ち寄った。
気温が上がり蒸し暑かったので、「ハスカップソフトクリーム」で、身体を冷やす。ソフトクリーム自体がスッキリとした甘さで、そこにハスカップの酸味がハーモニーし、実に美味しかった。是非、また喰おう。