妻の提案により、夕食はお庭でBBQとすることに。
ジンギスカンが喰いたいと私が発言したところ、「じゃあ、清水ジンギスカンにしよう!」と、妻はこれまたありがたい提案をしてくれた。
なお、このお店のお肉を確実に食すには、事前に電話してキープしておくことが肝要である。特に週末は、売り切れ必至の人気ジンギスカンなのだ。
1kg1,600円+つけダレ追加50円=1,650円。
スーパーで売っているジンギスカンの倍以上のお値段だが、そのお味の満足感も倍以上なのは、言うまでもない。
期待にヨダレをたらしつつ、炭に火を入れる。
ああ、生でも喰えそうに見える、そのマトン肉!
本来このジンギスカンは「ジン鍋で煮込むように焼く」のが正しい食し方ではある。
だが、炭火で網焼きも、決して悪くない。
脂分が網の下に落ちるため、ついつい喰い過ぎてしまう。それも、また、良しなのだ。
醤油ベースのタレは、リンゴ・ブラックペパー・お酒・ショウガ等様々な食材が黄金比で配合され、どんな市販のたれよりも旨い、オンリーワンのお味。
また、特筆すべきは、そのマトン肉自体の柔らかさ。ウチの娘も「どうしてこのお肉、焼いてもこんなに柔らかいんだろう?」と感心するくらいだ。
売り子のお姉さんが松嶋奈々子風であることと相まって、「秘密のケンミンショー」に登場してもおかしくないくらいのインパクトあるお店が、この「清水ジンギスカン」なのだ。だが、全国ネットのTVに出てしまうと、この素晴らしいお肉が入手困難になる可能性が高い。だから、ここだけの秘密にしておこう。
食品庫にたたずんでいた「宇治抹茶ケーキ」を、おやつに食した。
「香りたつ抹茶クリーム」を「しっとり豊かな味わいの抹茶ケーキ」でサンドしたという、その製品。
控え目な甘みに、抹茶の渋みがかほりを添え、なかなかオトナなテイスト。
冷えた麦酒よりも、冷たい麦茶が良く似合う。夏の午後にぴったりの、ナイスなお菓子であった。