かつて札幌市東区中沼に君臨していたが、一昨年9月に惜しくも閉店してしまった、マイフェイバリットラーメン店「拓味」。
そして、そのお味を受け継ぐということで開店したお店。それが、当別町太美の「ラーメン仙」である。
サンデイ・アフタヌーン。つけ麺が喰いたくなった私は、そこに1年半ぶりに、潜入した。
13時27分、カウンターに着席。
私のオーダーは、「しおちゃん」(税込790円)である。
13時33分。それは、リーズナブルな待ち時間で、供された。
具は、チャーシュー2枚・メンマ・海藻類・長ネギである。
ゆず胡椒が、ほのかにかほる、塩味のつけダレ。
冷たい麺を、熱いタレにつけていただくのだ。
とりあえず、麺とチャーシューを、つけダレにインストール。
麺は「北海道熊さん」から「森住製麺」製に替わったようだが、その黄色味とぴっちぴちの質感が、極めて好印象。
塩ダレについては、辛さも酸味も抑え目で、「拓味」時代のそれよりもマイルドで万人向きになったような印象である。
つけダレを割るスープがデフォルトでついており、すべてをあますことなくいただけるのは、見逃せないチャームポイント。
13時42分。満足のうちに、全てを喰い尽くした。
いやあ、これから夏に向け、ウマいつけ麺が喰えるというのは、よろこばしいことおびただしい。
次回は「ゴマちゃん」をいただいてみようと思う。