ランランの焼そばで満足した後。
ダイハツのお店に立ち寄ると、なんと「新型コペン」の試乗車があるじゃありませんか!
私個人は、旧型の「しゃなりとした」たたずまいが好きだった。
発表された新型は、ややコドモっぽいデザインになってしまったと、やや失望していた。
だが、その実車を見ると、その小ささがキュートに見えて、「新型も悪くないじゃん」と、当初の意見をあっさりと撤回した。
タイトな空間が心地よい、ドライバーズシート。
オーディオスペースまでもあえて廃したセンタークラスターに、ダイハツの心意気を感じる。
そして嬉しい、3ペダルMT!
小さいエンジンで小さいクルマのトランスミッションは、やはりコレが似つかわしい。
初夏の香りを感じながら、久し振りに晴れた札幌の街中を、風を切って走る。
軽自動車とは思えない、ステアリングのしっかり感と、節度あるシフトフィール。
3ペダルの剛性感というか踏み心地も、旧型よりも大幅に改善された。
3気筒ターボエンジンの吹け上がりは意外なほどシャープで、エキゾーストも心地いい。
この爽快感は、オープンでなければ絶対に味わえないものだ。
クルマを運転していて、こんなに楽しかったのは、いったい何年ぶりだろう?
このクルマの北海道地区税込価格は、183万600円。
セカンドカーとしてはやや高価かもしれないが、価格を超えたプレジャーを、コペンとの暮らしは与えてくれるだろう。
いや、現実的な選択肢としては、ファーストカーとしても使える「DS3カブリオ」を、300万円はたいて購入すべきなのか・・・
どっちにしても、荒れる家族会議に、なりそうだ(^_^;)