サタディ・ナイトは、一家で居酒屋ディナー。
今回は、妻がかねてから着目していたという「山内農場」へと潜入した。
19時01分。生ビールで、開宴。
お通しは、キュウリとキャベツ。
これに、まろやかでしょっぱ甘い「なめ味噌」を付けていただくのだ。
それはまさに、プレミアムもろきゅう&キャベツ!
この時点で、はやくも満足度は、沸点近くに達する。
19時07分。前菜としての「自家製ドレッシングで食べる新鮮野菜サラダ」。
シャキシャキとみずみずしい野菜たちに、自家製ドレッシングの魔法をかけると、そこはヘルシーパラダイス。
19時11分。「明太もちチーズスティック」。
表面はサクリで、内面はとろり。
明太子の辛さが、出しゃばらない刺激で、ビールを進ませる。
19時24分。はじめて食した「きびなご刺身」。
ゆず風味の効いた「からし酢味噌」でいただくのだ。
それは「淡泊で張りのあるサンマ刺」のようで、きわめて美味だった。
娘ふたりのメインターゲットは、この「鶏わさ」。
最近、リスクマネージメントのためか、コレを提供してくれるお店が、少なくなった。
柔らかくぷりっとして淡泊なその身は、上品かつ上質なマグロのような、味わい。
私も、少々、分けていただいた(^^)。
一家で分け合った、「丹波黒どり炭火焼」。
歯応えがありながらも、じわりとジューシーな、その地鶏。
塩加減も程よく、まさしく王道の旨さ!
19時28分。生肉系を好む私は、「こだわり玉子の馬刺しユッケ」に、かぶりつく。
ひんやりとした馬刺しに、ぷるんと豊満な卵を絡ませて、口に運ぶ。
馬刺しはゴマのかほりと共に口中で溶け、卵の甘みはそれを滑らかに包み、ネギはそこにシャキッと刺激を加える。
ああ、幸せの、骨頂だ。
19時47分。「あらわざ桜島」でアルコール分を補給。薩摩気分に酔いしれる。
19時49分。女性陣3名がオーダーの、「濃厚チーズの極上つくね」が登場。
炭火のかほる肉厚なつくね。それを包むあまじょっぱいタレ。
そこにチーズソースとブラックペパーをプラスすると、それはまさに、「極上」としか表現できない。
ああ、私も、1本注文すべきだった・・・
内臓系を好む私がオーダーしたのは、この「レバー 地どり肝串」である。
19時56分、それは登場。
卵の黄身はオレンジに輝き、こんもりと隆起する元気の良さ!
九条ネギは、ネギなのにまったく辛くなく、薬味というよりはサラダ感覚でいただける。
レバー自体の焼き加減はやや固めで、個人的にはもっとレアにしてほしかったところ。
とはいえ、全体として満足である。
20時18分。仕上げの一品は、「炙り明太子」である。
シャキッと甘い、かぶ。
炙り明太子と黒煎り七味は、辛さのダブルファンタジー。
それらを海苔で包んでいただくと、それはまさに味のカルテット!
「山内農場」。それぞれの単価はやや高めだが、きわめて素晴らしかった。
個人的には、ここ数年で行った中で、ベスト居酒屋である。
本年6月のボーナス時にも、また一家でココを訪れたいものだ。