「本家なかむら」での、豪華ランチのあと。
尾車氏と私は、最大の目的である、「ロイズ クラシックカーフェスティバルinふと美」へと向かった。
噂によると、ロイズの社長である山崎氏はクラシックカーのコレクターであり、展示されているクルマの大半は、氏のコレクションであるという。
しかも、入場は、無料!
我々クルマ好きにとって、なんとありがたいことなのでしょう。
氏の膨大なコレクションのなかから、特に私の琴線に響いたクルマたちについて、語らせてください。
2代目トヨペット・コロナ(RT20型)。
ブルーの塗装の美しさと、緻密なデザインのフロントグリルが印象的である。
2代目トヨペット・コロナ マークII(X20型)。
なかなかお目にかかれない、2ドア・ハードトップ。
初代日産バイオレットに似てると思うのは、私だけだろうか・・・
このクルマから、純日本車の歴史が始まった。
初代トヨペット・クラウン(RS31型)。
そして極めて珍しい、2代目ソアラの「エアロキャビン」!
このクルマ、ちょっと、欲しいかも・・・
トヨタ2000GT。
そのロングノーズは、5ナンバーサイズながらも、激しいオーラを放っている。
ダットサン・トラックも、私が小学生の頃は、フツーに見かけたんだけどなぁ・・・
しばらくぶりの、再開に、涙がちょちょぎれる。
貴婦人のような気品の、ダットサン・フェアレディ2000(SR311型)。
そして、フェアレディZ432(PS30型)。
4は「4バルブ」・3は「3キャブレター」・2は「2本カム」を表現しているのだそうだ。
小学生時代の私が最も愛したクルマ、スカイライン・ジャパン(C210型)。
この個体は、初期型の丸目4灯のトップグレード2000GT-EX。
しかもほぼノーマル状態なのが、懐かしくも素晴らしい!
2代目ローレル(KHC130)の2ドアハードトップ2000SGX。
かつて、「ブタケツ」の愛称で、ある一部の層の方々に、非常に愛されたクルマだったですネ。
縦目4灯の、初代セドリック(G30型)。
こちらも、縦目4灯が懐かしい、3代目グロリア(PA30型)。
通称「タテグロ」である。
この角目プレジデント(250型後期)は、今回の展示車の中では、かなり新しい方だった。
とはいえ、1989年のクルマなので、四半世紀以上はすでに経過しているが・・・
2代目パトロール(60系)。
フロントの3本ワイパーが、印象的だ。
ホンダからは、S800と、吉田拓郎氏も愛した初代シビックが参戦。
個人的には、ワンダーシビックあたりにも、逢いたかったのだが・・・
NSX-Rは、日常ではめったにお目にかかれない、希少なスーパースポーツである。
マツダの軽自動車といえば「キャロル」がまずは思い出される。
だが、この「シャンテ」の存在も、忘れてはいけない。
私は、正直言って、忘れていたのだが・・・(^_^;)
80年代後半。オープンカー復権に大きく貢献したのは、マツダのクルマだったであろう。
まずは、ファミリア・カブリオレ。
そして、言わずと知れた、ユーノス・ロードスター!
また、かつてのマツダといえば、やはり「ロータリーエンジン」が、その記号だった。
風のカペラ・ロータリークーペ。
こちらは流麗な、ルーチェ・ロータリークーペ。
リトラクタブルライトで、私を含む当時の小学生を魅了した、サバンナRX-7。
ラグジュアリークーペの、コスモAP。
そして、バブルのかほり漂う、3ローター車。ユーノス・コスモ。
このクルマは、かなりの希少車といえましょう。
三菱車には、ギャランFTOやGTOに出逢うことができた。
リヤエンドも顔のような、RR車。日野・コンテッサ!
そして不朽の名車、スバル1000。
今見ると、そのカクカクしたスタイルが妙に愛おしい、初代アルシオーネ。
私の好きないすゞ車は、なかなかの台数が揃っていた。
手前は初代FFジェミニ。奥は、FRジェミニ。
ベレットGTも、いすゞの代表作と言えましょう。
非常に珍しいのが、この縦目4灯の、ベレル!
このクルマの実車を見たのは、私はこの日が初めてだったかもしれない。
彫刻のような美しさである、ハンドメイドの117クーペ。
ビッグホーンも、2ドアというのが、これまたレアである。
そして、ダイハツからは、コンパーノスパイダー。
これまた、希少な4シーターオープンである。
それに加え、すべてが謎のベールに包まれた、「かつらぎ号」・・・!
国産車だけでも、この充実ぶりの、このイヴェント。
遠くない将来、「輸入車編」を、お届けいたします。