私がいつも食のヒントにさせていただいている「なんとな~く photo日記」さんを拝見したところ、なんと「北海道産の松茸がお求めやすい価格で売られている」との、ありがたい情報が!
そして入手したのが、この松茸(平取産)である。うっしっし。
6本入り1980円の価格は、年に一度の贅沢と考えれば、むしろリーズナブルであるといえましょう。
この、活力に溢れそそり立つその姿!
私の期待も、ぐぐっと盛り上がる。
「加工品でない国産松茸」が我が家の食卓に登場するのは、結婚以来、初の快挙なのだ。
今回は「焼松茸」でいただくことに。
昭和の銘機「東芝ホーム屋台」で、片面ずつじっくりと炙る。
醤油とゆずを少々垂らすと、なんとも上品な薫りが、鼻腔をあでやかに撫で回す。
噛むとキュッとした食感の、その松茸。
縦に裂くと「さけるチーズ」のように繊維質が露わになり、そこに醤油とゆずが浸透し、薫りとお味がしなやかなシンフォニーを奏でる。
なんとシアワセな、秋の夜。
また、来年も、いただこう(^^)