前回の給油で、マイレガシィのオドメーターが指し示していた数字は、「110920」。
もう少しで、「1」が6並びの「111111」となる。
ここのところ、長距離ドライブは無く、通勤&買物のちょこちょこ走りが多い使い方だった、マイレガシィ。
「111111」の瞬間は、クルマを路肩に停めて、記念撮影出来るだろうと、ひとりほくそ笑んでいた、私。
なんてったって、オドメーターに同じ数字が6ケタ揃うのは、滅多にあることじゃない。
これを逃すと、次は「222222」まで待たなければならないのだ。
実際のところ「222222」は、現実的には「ほぼ不可能」と思われるため、「111111」の瞬間を撮り逃してはいけないと、私はひとり緊張していたのだった。
そして、その時はやってきた。
この前の土曜の朝、8時半過ぎ。
「ごめ~ん、寝坊しちゃった。9時半集合だったのに・・・パパ、小樽まで送ってくれない?」と、長女よりお願いされたのである。
もうすぐ20歳になる長女。
近年は父娘の会話も少なくなり、やや疎遠になりつつあった、長女と私。
ここはやはり、人として、長女のリクエストに、応じないワケにはいかない。
そして直ちに、私はレガシィ2.0i(5MT)に長女を乗せ、自宅から小樽ヘと向かったのである。
時間との闘いもあったため、私はルートを慎重に選び、流れるようなスムーズさで、長女を10時前に、小樽へと送り届けた。
そして、気が付けば。
嗚呼、なんということでしょう!
流れるようなスムーズさで、「111111」の数字も、通り過ぎてしまっていた・・・(泣)
となると。やはり「222222」まで、走り続けるしかないのか。
それとも、「123456」あたりで、良しとするか・・・
新たな悩みに、葛藤する、私なのであった。