こどもの日のランチは、妻を説得し、ラーメンとすることに相成った。
今回訪れたのは、3月28日にオープンしたという、「DUCK RAMEN EIJI」。
ココは「鴨だし中華そば専門店」なのだという。
11時39分に、そこに到着した。
営業時間は11時~15時と、ごく短い。
11時40分。
我々夫妻は、このお店の初心者だったので、まずはスタンダードに「DUCK醤油」(税込830円)の食券を購入。
11時41分に、テーブル席に着席。
スープは、「滝川産合鴨の骨、肉のみで出汁を引いた他にはない鴨だしスープ」とのこと。
そして麺は、「北海道十勝産の春よ恋、はるきらりの石臼挽き全粒粉を自社ブレンド」した自社製麺なのだそうだ。
黒が基調の店内はきわめてシックで、カフェバー的雰囲気である。
アラフォーあるいはアラフィフのアンニュイなレディが、違和感なく、入店できることでありましょう。
そして11時46分。
それはきわめて適正な待ち時間で、供された。
鴨フィレ肉のレッド・金針菜のイエロー・春菊のグリーン・・・が織りなすシグナル・カラーが、視覚的にも麗しい。
しなやかでコシのあるストレート麺は、ラーメンというよりは、おそばに近い質感。
つるんとノド越し爽快で、んまい!
鴨肉のみでダシを取ったというスープは、細やかな粒立ちの旨味で、口中に潤いを与えてくれる。
そこに「七味」を加え、刺激をプラスするのも、また一興。
ゴボウがプリインストールされているのが、札幌のラーメン店としては、極めて珍しい。
それはしっかりと煮込まれていて、見た目とは裏腹の、柔らかな食感。
さらに、それ自体が「スープに旨味成分を加えている」のも、見逃せないチャームポイント。
我が家でお正月にいただいている「お雑煮」を、連想させるテイストである。
その他の具材も、作り手さんのセンスを感じさせるラインナップ。
春菊・金針菜。
そして、カモには欠かせない、焼きネギ。
しなやかでいながらも適度な噛みごたえを残す、鴨肉チャーシュー。
それは醤油&マスタードで味付けされているが、「その素材自体の甘み」をも、しっかりと湛えている。
11時56分に、丼の底まで、完食。
「ナンバーワンよりオンリーワン」のフレーズが、頭をよぎる。
是非また訪れて、「DUCK oilまぜそば」も、味わってみたいな~