ザ・スタイル・カウンシルが1987年にリリースしたアルバム「The Cost of Loving」。
1985年の前作「OUR FAVOURITE SHOP」があまりにも素晴らしかったので、当時大学1年だった私は、大いなる期待をして、そのアルバムを購入した。
だがしかし、その作品は、あまりにも「ポール・ウェラー自身が趣味にハマり過ぎ」というか、ブラコン色が濃厚過ぎて、正直、あまり好きにはなれなかった。
とはいえ、そんな中にも、光り輝いているのが、1曲だけあった。
それが、この「Heavens Above」。
エキサイト翻訳で訳すと「上の天国」になるが、実際には「ああ、空よ!」とか「おお、神よ!」のように、感嘆を表す表現のようだ。
そのドライヴ感に、「Down in the Seine」に一脈通じるものを感じる。
これ、一般的にはあんまり知られていないかもしれないが、私的には、素晴らしい曲だと、地道に思っている。