先日ネットサーフィンをしていたところ。
2013年に急逝された大滝詠一氏の、アナザー・サイド・ベスト「デビュー・アゲン」なるアルバムが、存在することを発見。
それを知った私は、直ちに、Amazonにて、それをご注文。
先週末に、それが届いた。
氏が他のシンガーに提供した楽曲の「デモ・テープ」というか、ひょっとしたら「歌い直し」かもしれない、作品たち。
このアルバムは、いってみれば、中島みゆきさんの「おかえりなさい」と似た立ち位置にあるといえましょう。
はじけるスネアと、流麗なストリングスと、微妙な半音。
それが、氏の産みだした「ナイアガラサウンド」である。
「熱き心に」。
小林旭氏のシングルとして、1985年にリリースされた、この曲。
味の素ゼネラルフーヅが販売したコーヒー「マキシム」のCMソングだったので、憶えている方も多いことでありましょう。
ストリングスの美しく流れるアレンジが、心地良い。
「うれしい予感」。
私にとって’90年代最大のアイドルだった渡辺満里奈さんが、「ちびまる子ちゃん」の主題歌としてリリースした作品だ。
蛇足ながら。知っている人はほとんど居ないと思うが、私がブログを始めるキッカケになったのは、渡辺満里奈さんの結婚報道にショックを受けた私の「代償行動」だったりする。
「風立ちぬ」。
最近は、職場の飲み会でも、2次会にカラオケに行くことが少なくなった。
あれは確か、2000年か2001年だったと思うが、その時の課の飲み会の2次会のカラオケは、今も私の心に鮮明に残っている。
可憐な後輩女性が、その時歌ったのが、この「風立ちぬ」。
そして、普段は実直な先輩女性が歌ったのが、「ラブマシーン」。
ホント、ひっくり返るくらい、楽しかった。
職場の飲み会で、最も美しく愉快な思い出として刻まれているのは、あの時のことだ。
なんだか、そーゆーことは、しっかり憶えてるんだよねぇ・・・
仕事も、そんな風に、ちゃんと覚えればイイのに・・・(^^;