納豆も、ホントに、色々な種類があるものだ。
今回試してみたのは、ヤマダイフーズの「がごめ昆布納豆」である。
3個入りで税込117円というそのお値段は、まあ中庸な範囲であるといえましょう。
この製品のキモとなるのは、「函館産 がごめ昆布たれ」である。
がごめ昆布は、函館近海だけに生息し、強烈な粘りが特徴とのこと。
加えて、現在脚光を浴びつつある「フコイダン」が豊富に含まれているそうだ。
主役たる【納豆】の大豆は、安価な納豆に多く見かける「アメリカ又はカナダ産」である。
「がごめ昆布たれ」の旨みを活かすというコンセプトからか、「からし」は添付されていない。
密になった「極小粒納豆」に、
箸で搾り出すようにして、「昆布たれ」を、かける。
ぐるぐるかき混ぜると、みずみずしくふんわりと、それは泡立った。
確かにそのたれ自体に、粘りがしっかり。
しっかりと濃い醤油系のしょっぱさと、昆布由来と思われる甘いまろやかさが、白飯にジャストミートする。
しかしながら・・・納豆の粒自体が、ややパサつき気味の食感。
その辺がやはり「アメリカまたはカナダ産大豆」の、やや惜しいところではある。
このたれで、「北海道産大豆」の納豆を味わってみたいものだと、私は夢想するのでありました。