South Is. Alps
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Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


穴子寿司

今日は一橋大学佐野書院ホールで若い友人を偲ぶ会があって、上京していた、往路はちょうど昼時で名古屋駅のJR高島屋のデパ地下で天むすのお弁当を買って、車中で昼食。帰りは、これもまた、ちょうど夕食時で、東京駅で穴子寿司とビールを買ってすませた。

2004-06-19 23:14:15 | 夕食・外食 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


読了:問題解決のための「社会技術」

堀井秀之、2004、問題解決のための「社会技術」:分野を超えた知の協同、中公新書
著者は東大工学部で社会技術論を講じていて、本書において社会問題の解決に焦点を当て、その解決策である「社会技術」というあたらし概念を提示している。著者の言う社会技術とは科学技術システムだけではなく、法制度や経済制度、社会規範などすべての社会制度システムを包含しているという(iii)。また、活用できる知を総動員し、文理融合的な全体像把握を目指し、そのためには「構造化」と「可視化」が重要であるという。
著者は、小宮山宏(東大副学長)をヘッドとする「社会技術研究グループ」のメンバーで、この共同研究については、以下のサイトに見ることができる。
http://www.ohriki.t.u-tokyo.ac.jp/S-Tech/M1/
また、このサイトでたどることのできる、問題構造の可視化に関して、「知識構造ビューア」が大変興味深かった。それは、以下のサイトに見ることができる。
http://www.ohriki.t.u-tokyo.ac.jp/S-Tech/M1/group_soukatu/EDPDBV_1.10/html/index.html
ただ、残念なことにこのビューアはこの研究グループがまとめた地震防災をテーマとしたものについてであり、多様な知識の「可視化」のための汎用的な「ビューア」の技術が公開されていないのは、残念に思われる。
いずれにしても、現代社会は、社会問題の要因は複雑であり、様々な要素が絡み合って単純なインプット・アウトプット系で記述できようもなく、その意味で、本書の指摘している社会問題解決のための社会技術の必要は理解できるのだが・・・。社会問題解決のためのアプローチに関する様々な試みのひとつとして記憶しておこうと言うところであろうか。

2004-06-19 09:55:20 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )