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Sig's Books Diary: SUPER FLAT 作者: 村上隆 出版社/メーカー: マドラ出版 発売日: 2005/04/01 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログ (1件) を見る デジタル・ヒスト... bit.ly/Ma1D78
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ローストンカツ(予め塩コショウをしておく。卵を通してパン粉を付け、少量の油で身を返しながら焼くという感じ。グリーンアスパラを一口に切って、残った卵とパン粉でまとめて、トンカツの脇に並べる。これも返しながら焼く感じ。好みでウスターソースをかけて)
コールスロー(お好み焼きの時の残りの刻んだキャベツに、人参を刻み入れ、新たまねぎを刻み、塩もみ。余分な塩分を流して水分を絞って、マヨネーズ少々、フレッシュオリーブオイル、ホワイトビネガー、ホールクミン、コショウ、イタリアンハーブミックスよく和える)
野菜のコンソメ(冷蔵庫で眠っていた、キャベツの芯、セロリの葉と軸、人参に、枸杞、ローリエ、赤唐辛子、黒粒こしょう、塩少々。じっくりと煮出す。ネギ小口切りを散らして。野菜の味がしっかりとする。肉っけはなし)
同僚から渥美の浜からとってきた(と思われる)ハマボウフウをもらったので、きんぴらにしてみた。あいにく、一日時間が経っていたので、一部が傷んでいたのだが、それでも、香りを楽しむことができた。
ハマボウフウのきんぴら(ざく切りにして、ざっと塩ゆでしてアクを取る。フライパンに太白胡麻油。炒める水分がとんだところで、日本酒でいり付ける。濃口醤油少々をくわえていり付ける。香りが高く、結構ひねていたのだがいったん茹でたせいか柔らかい)
キャベツと黒豚薄切りの味噌炒め
シジミのみそ汁
今日は午後2回の学内の委員会をへて、夕刻からは、学長の叙勲祝賀会でナゴヤキャッスル。話したい人と話すし、話したくない人とは話さない!というところ。おわりがけに、MT、MK、IKの三人と示し合わせて、2次会に。
IKがひとり、しゃべっていたに等しいな。2次会でたらふく。1次会はあっという間に出された料理が終わった。平均年令が高くないから、たぶん、予算を抑えたんだなあ。そのあとの「久良三」では、いつものように、お得に、たらふく飲んでたらふく食った。お勘定は、あれでよかったか?
関西出身だからお好み焼きがうまく出来るかどうか、それは、分からない。分量が適当なのだから。今夜のお好み焼きは、お好み焼きともんじゃ焼きの境界線という感じか。関西風にはもっと、小麦粉を入れなくては!
お好み焼き(生地は、山芋をすりおろしたところに全卵、薄力粉、水。ここに刻み生姜、鰹節粉、えのき茸のざく切り、塩少々を加えてよく混ぜる。キャベツのざく切り、青ネギの小口切りをくわえてあとは、具を色々と変えて作る。最初は桜えびの釜茹で、続いて、タコの粗みじん。最後に豚三枚肉にチーズを散らして両面をしっかり焼く。
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Sig's Books Diary: 山妣〈上〉 (新潮文庫) 作者: 坂東真砂子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1999/12 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 5回 この商品を含むブログ (7件) を見... bit.ly/MjIcri
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鰆の西京漬 goo.gl/0hTkH
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鰆の西京漬
えのきとしめじ、大根おろしの酢の物(キノコをざっと塩ゆでしてザルにとって粗熱を取り、酢と薄口醤油、大根おろしで和える)
ほうれん草のおしたし
豆腐とわかめの味噌汁
今日は家にいたのだが、夕食は外食と思い込んでいた。家内は栄に出ていたので、合流することに。この店に来るのは、久しぶりかな?それにしても、お客の大半は女性だ。韓流は続いている!ということか?
サムギョプサル、パチジミ、オイキムチ、5種のナムル、アワビのお粥
おいしくマッコリを飲んだ。料理もおいしかった。
2012-06-17 18:48:13 |
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長岡弘樹、2008、『陽だまりの偽り (双葉文庫 な 30-1)』、双葉社
ミステリー短編集第一作。表題作の他に、「淡い青の中に」「プレイヤー」「写心」「思い扉が」の合計5作が含まれる。計算され尽くしたストーリーとヒューマンな結末。どんでん返しが仕組まれるが、とても感じのいい結末が待っているというのは、救いがある。
著者には、文庫化されていないもう一作があるようだ。寝床読者としては、肩のこらない文庫本がありがたい。しばらく待つのは残念だが首を長くして待つことにしよう。
2012-06-17 15:52:35 |
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松本修、1993、『全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫)』、新潮社
6月10日付の中日新聞の書評欄の中に、エッセイストの酒井順子さんが「味わい深い東西比較」と題する「3冊の本棚」というシリーズコラムがあって、本書と『天ぷらのソースをかけますか? (新潮文庫)』『東と西の語る日本の歴史 (講談社学術文庫)』を紹介していた。東西の差異だけではなく東西が交流すること、つまり「混じる」ことも面白いが土地ならではのことも残って欲しい、そのためには各地の独自性を知ることから始まる、と記している。そのとおりと思い、読んでみようと思った。本書と『東と西の語る日本の歴史』はかつて読んだか読もうとしたかの記憶があったが、現在の蔵書に見つけることができず、早速、アマゾンに発注して、読み始めた。
本書は、大阪朝日放送の長寿テレビ番組「探偵!ナイトスクープ」のプロデューサーの著者が、投書で投げかけられた「アホ」と「バカ」の分布を調べるという番組企画に始まり、その後、特集番組を作り、方言学会で発表し、報告書を作成し、その後、ドキュメンタリーの体裁をとって描き上げたものである。あいにく、わたしは、この番組そのものを見ていないが、番組はごく稀に見ることがある。記憶にあるのは、エスカレータの右に並んで立つか、左に並んで立つか、関西圏は右なのだが、それ以外は左で、その境界はどこか、というものだった。その結果は、関が原と垂井あたりだったのだが、こうした東西の分布の違いというのは、本書の番組がネタになっているのだろう。私は、大阪出身であるが、あいにく、この番組の始まった1988年は、現在居住する名古屋へ4月に引越ししたこともあってしばらく見なかった。くわえて、当時は名古屋では放映されていなかったこともあった。そういえば、10年近く家にはテレビがなかったなあ。
日本語の方言研究でもアホ・バカの分布を見る、さらには、定説化されていたアホとバカの語源を探るという試みは、テレビ番組をエンターテインするトピックとしては優れてはいるものの、研究者が手をつけていないテーマであった。そこに著者のこだわりが大きな風穴を開けることになった。本書の理論的背景になったのは柳田国男の方言の京都を中心とする「周圏説」である。京の都で流行った言葉が波紋を広げるように広がっていき、東北や九州に古い言葉が残されていくというものである。本書は、全国各地の教育委員会にアンケートを出し、研究者への取材やインタビューによって、綿密にその分布を見たものである。
本書は、江戸以前は京の都を中心に、そして、明治以降は東京を中心に言語や文化が広がっていく様子を記述するのだが、ひとつ忘れてはならないことがあると思う。エピローグで著者は岩手県久慈市で講演したエピソードを紹介するのだが、そこでは、その土地の人々の言語コンプレックスが京の都で古い時代に話されていた言葉が自分たちの言葉なのだと理解して胸を張って帰ったと書く。また、久慈市の山車をひくお祭りの雅なはやしことばが力をなくし、東京の三社祭りの神輿にならった、新しい祭りが紹介され、京都から東京へと文化がうつりゆくのだと述べる。確かに、人々のみやびや都ぶりに憧れるのが流行であるという観点で見れば、京都が中心であった時代から、東京を中心とした時代へと移り変わっていくのだが、一方、文化は画一化されていくのではなく、文化の独自性を保つことが、人々の暮らしや人々の心のやすらぎを生み出すのである。
新しい言葉や新しい習慣を中心が作り出し、それが、周辺に普及していく。そして、中心は常に発信を続けることが必要だし、一方、周辺も一方的に受容するのではなく、選択的に受容していくはずである。東アジアの中心は歴史的に中国であったし、日本は中国文化の受容国であった。アホとバカの語源もともに、中国から来ていることも、本書で記されているとおりである。しかし、一方的にあらゆる中国文化を受容したのではなく、選択的に受容しているのである。そのことが、日本文化の独自性を創りだされてきたわけである。東アジアにおいて、日本文化が中心になった時代も、明治時代以降、一時はありえたし、その近代主義が現在の中国の政治経済文化の動因となったに違いない。しかし、当然のことながら日本的近代主義をそのまま受け入れたわけではない。そしてまた、おそらく、中国が再び文化の中心となる時代が確実に訪れるのだろう。何れにしても、主体的に選択的に受容している様相これが、文化の独自性なのであって、これこそが、本書のあるいは番組の次なる重要なテーマとなるのではないだろうか。
2012-06-17 13:26:04 |
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