東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市 阿月ウォーキングの下見(1/3)

2016年05月20日 | 歴史探訪他ウォーキング

 初夏を思わせる晴天の今回、来月ウォーキングする予定の阿月をA君と下見しました。阿月出張所横駐車場に車を停めて出発することにしました。最初阿月出張所に寄り、柳井お宝マップ阿月地区編をいただきました。ありがとうございました。また、来月の第三日曜日は阿月出張所で市が開かれることを聞きました。ウォーキング当日は、近くのバス停傍駐車場に車を停めると良いようです。

     克己堂跡            西神明宮           秋良貞温生誕地
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 阿月出張所を出ると、最初に克己堂跡に行きました。明治時代、克己堂跡地が阿月小学校になりました。10年ほど前、旧阿月小学校は旧伊保庄小学校と統合して柳井南小学校となっています。そのため、今では阿月地区の子供達は柳井南小学校に通っています。克己堂跡の次に、西神明宮に行きました。神明祭りで有名な神社です。続いて、秋良貞温生誕地に行きました。秋良貞温は、阿月を治めていた浦家の家臣で、幕末期に浦靭負を補佐しました。

               防陽第十六番霊場願成寺   


 秋良貞温生誕地の次に、防陽第十六番霊場願成寺に行きました。ご住職がおられなかったため、本堂周りを見学させていただました。そして、願成寺の山上にある石風呂を見学しました。石がドームのよう組み上げてあり、人一人通ることができる狭い穴がありました。昔は湯船がなかったため、この石風呂でサウナのように利用していたのではないでしょうか。

  入口が狭い石風呂         赤崎神社           戦没者慰霊碑
  

 続いて、赤崎神社に行きました。傾斜がきつい長い石階段の上にお社がありました。赤崎神社は伊保庄の賀茂神社の末社です。近くに、戦没者慰霊碑が建っていました。次に、赤根武人屋敷跡に行きました。今は阿月港が見えるひなびた場所ですが、ここに高杉晋作などと熱い議論を交わした赤根武人がいたとは。

   赤根武人屋敷跡         阿月港前の大岩       阿月港入口のお地蔵様
  

 その屋敷跡近くに大きな岩が鎮座していました。奈良の大岩も、この大岩のように大昔は海岸傍にあったのではないかと思います。少し進むと、阿月港入口に小さなお地蔵様がありました。阿月港にも小さなお地蔵様があるのですが、うっかり忘れてしまいました。本番ウォーキング時に見学することにしました。

             防陽第十五番霊場の般若院、別名大師堂とも


 小さなお地蔵様を過ぎると、防陽霊場第十五番霊場般若院がありました。地元では、般若院とも大師堂とも言われています。地元の方々から大切にされているようです。花が活けてあり、綺麗に清掃してありました。この阿月街には、お堂,神社,お地蔵様などが狭い場所に所にたくさんあります。江戸の昔、たくさんの人々で賑わっていた様子が分かります。

                                今回下見のために歩いた阿月地区のルート

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