東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

萌黄色の新緑の季節、虫たちの羽音

2016年05月03日 | 樹木,果樹

 5月初日、我家の周りは新緑で一杯です。林の中に足を踏み入れてみました。冬の間は日光が地面まで差し込んでいましたが、今は少し暗くなりました。その理由は、木々の頂上に芽生えた若葉が日光を遮り始めたからです。これから少なくなるであろう木漏れ日を感じながら林の中に分け入りました。

             木漏れ日を感じながら、明るい林の中を散策


 林を抜けて我家の庭の隅を歩いていると、柿の若葉がすっかり出そろっていました。葉はまだまだ幼いようで、下から見上げると太陽が少し透けて見えます。これから、どんどん葉は固くなります。去年の秋、美味しい柿の実を採集することができました。隔年収穫の柿は、今年は実がならないと思います。我家の柿は種なしの美味しい柿ですが、なっても数個ではないでしょうか。

    若葉が生えそろった柿          透けてみえるユウゼンケヤキの若葉
 

 倉庫の近くを歩いていると、ある木の周りで何匹ものハチのブンブン言う羽音が聞こえてきました。その木はユウゼンケヤキです。この木は幹から蜜が出るのでしょうか、虫がたくさん集まります。これから夏にかけて、もっとたくさんの虫が集まります。幹の穴の周りに、ハエ,カナブン,カブトムシ,クワガタ,ハチ,チョウチョ,アリなどが集まります。さながら、虫たちの酒場のようです。集まった虫たちで、たいへんな賑わいとなります。

             何匹ものハチの羽音が聞こえていたユウゼンケヤキ

コメント (3)
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