東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

子供工作用の小型ICラジオの試作(1/x)

2016年05月26日 | 古ラジオ修理工房

 この秋に子供達に作ってもらおうと思っているラジオの試作をしています。ラジオを作るの当たって次のことを目標にしています。
 1.作りやすい
  なるべく部品点数を少なくして、半田付け加工がしやすいこと。2時間程度で完成。
 2.実用的である
  最も部品点数が少ない鉱石ラジオ(ゲルマラジオとも言う)は電波が弱い田布施町ではほとんど聞こえません。そのため、3端子AMラジオ用ICを使用して放送局の音が聞こえる程度の性能は確保。
 3.キットではなく自分で工夫
  子供達自身に作り甲斐をもってもらうため、ラジオ基板やコイルなどは自分で工作する。
 4.低予算で
  とにかく低予算(できれば500円以内)で。ちなみに3端子ICは¥40/個です。一番高価な部品はバリコンで¥240/個です。次にクリスタルイヤホンで¥170/個ですが、圧電スピーカーが使えれば¥40/個です。
 5.対象年齢
  小学5,6年生 保護者同伴可

         検討中の3端子IC使用のラジオ回路




 現在試作中ですが、まずは板に銅釘を打って基板にしようと思います。また、コイルは今試作ではフェライトコアを使いますが、実際には紙筒にエナメル線を捲こうかと思います。バリコンは、銅版の間に薄い絶縁体を挟んで作っても良いかもしれません。まずは、下画像のような回路を作っています。電源は1.5V(電池1個)です。

             試作中のICラジオ

コメント
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