東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

我家の干柿作り

2019年12月07日 | 樹木,果樹

 先月下旬久留米市まで行ってたくさんの渋柿を収穫しました。東京から帰ってすぐに干柿作りに入りました。去年の約200個より少ない約150個ほどの渋柿の皮をすべて剥いで吊るしました。去年まではピラーを使って皮を剥いだのですが、ピラーを使うと皮を広く剥けません。さらに、手が滑って手の皮を剥ぎそうになります。友達の話を聞いていると、包丁で剥いだ方が早いようです。そこで、今年は小型の包丁を使うことにしました。

        皮を剥いた渋柿を天井から吊るして消毒後、自然乾燥


 ところで、我家で最も風通しがよいのは2階です。毎年のことですが、渋柿をバケツに入れて2階に運び込んでは皮を剥いています。その渋柿はすぐ紐に吊るします。そして、次の渋柿を同じようにバケツに入れて2階に運びこんでいます。渋柿が無くなるまでその繰り返しです。軒下は雨のしぶきに当たりやすいので屋内に干します。夜になると窓を閉めて、朝になると窓を開けて風を通します。雨の日は窓を閉じて扇風機を回します。

 バケツに入れた渋柿    右は皮を入れるバケツ   紐に渋柿を吊るす
  

 皮剥きに使った包丁は、40年位前にキャンプ用に購入したまな板付き小型包丁です。皮を剥く前に砥石で刃先を研ぎました。おかげで、思いのほかスイスイ皮を剥ぐことができました。ピラーを使った方が早いとばかり思っていたのは間違いでした。吊るし終わった渋柿は、50度のウイスキーを噴霧して消毒します。お正月頃には美味しい干柿を食べることができそうです。できた干柿は知人や親せきにも食べていただこうと思っています。

  小型包丁で渋柿の皮剥き         皮を剥き終わった渋柿
 


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