東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 波野 木地 史跡巡りウォーキング(1/2)

2019年11月26日 | 歴史探訪他ウォーキング



  田布施町波野地区の木地の史跡巡りウォーキングをしてきました。私は麻郷に住んでいるためか、また木地に同級生がいないこともあって、これまで木地へ行く機会がなかなかありませんでした。11月初旬の移動郷土館で、木地の歴史について木地の方々にお話をさせていただきました。移動郷土館でお話しした史跡を今回、皆さんと実際に回ってみました。

         自然と史跡がいっぱいの波野地区の木地


 10:00に田布施町交流館をスタートして、40分後に木地公会堂に着きました。公会堂で木地在住の方2人と合流しました。計14人が木地の史跡巡りをしました。最初に行ったのは江戸時代に作られた溜池である妙法寺池です。続いて、牛墓地の石柱に行きました。昭和初期以前、牛は農工に欠かせませんでした。そのため、家族のように大切に飼いました。そのため、牛が死ぬと丁寧に葬りました。それが牛墓地なのです。各地にその墓地が残されています。

  牛墓地の石柱を見学   墓地しかない妙法寺跡    お別れ石に向かう
  

 次に30年位前に廃寺となった妙法寺跡に行きました。敷地の周り古い墓地があり、代々のご住職の墓所もありました。続いて祇園社、そしてお別れ石に行きました。60年位前に焼場が無くなると同時にお別れ石も使われなくなったそうです。お別れ石は野辺送り時代の遺物です。私が最後に野辺送りに参加したのは高校生の葬儀の時です。最後のお別れ時、同級生が何人も泣いていました。

    お別れ石からの荒れた道      木地公会堂で袖引き観音を見学
 

 お別れ石を見学し終わると、木地の中心部を流れる御蔵戸川支流に行きました。そして、川で見つかったとされる袖引き観音の伝承をお話ししました。昼食のため木地公会堂に入ると、安置されている袖引き観音を見学させていただきました。公会堂で、1時間程度昼食休憩を取りました。木地の方のご厚意で飲物を用意していただきました。ありがとうございました。

     ウォーキングした田布施町波野地区の木地の史跡巡りコース


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