「2014読了」26冊目 ★
『秋田県謎解き散歩』(野添憲治 編 新人物文庫)
秋田県についての「トリビア」的な中身はともかく、何度か出てくる「美の国」が妙に目に入った。
このキャッチフレーズは、やはり本県のものと認知されているらしい。
「美の国」で検索するとほとんど秋田関連である。
「美ノ国」が日本ハムというのも笑わせるが…。
ちなみに、47都道府県のキャッチフレーズがこちらに。
「美の国」…なかなかいいフレーズだと思う。
ただ、自分が住んでいる県の何を「美」と思うのか…そんなふうに住民に意識づけしているか、これは大事なことのように思う。
本県では長く「ふるさと教育」を提唱し、地域に根付いた教育活動を推進してきた。総合が始まった時であっても、それは揺らぐことがなかった。
今、なんとなくそのことがあまり言われなくなったのは、いわゆる「学力向上」の面で目立つような位置づけが重くなったからだろうか。
人口減少が著しく児童生徒数が維持できず学校統合が進むなかで、学区が広がったときに、その教育の趣旨を浸透させることは、特に小学校であれば困難さが増しているのかもしれない。
表面的には事業や活動が継続していても、そこに込められる思いの部分が薄められることは避けられない。
ここは大胆な発想の転換、切替が求められているのではないか。
と、なんとなく行政バージョンになりそうなことまで及んできた。
要は、成長したときでいいから、「美の国あきた」の何が美なの?と問われて、ありきたりのモノではなくて、本音できっちり言える子を育てたいという単純なことだ。
それにしても、面白い一言を見つけてしまった。
美の国は道徳の世界よりも広大である。
な、なんと「YOUNG YAKUZA」というフランス映画のセリフだそうである。現役ヤクザを描いて、日本では公開されていない作品のようである。
なんとなく意味はとらえられる。
すごいなあ「美の国」。いろんな意味で…。
『秋田県謎解き散歩』(野添憲治 編 新人物文庫)
秋田県についての「トリビア」的な中身はともかく、何度か出てくる「美の国」が妙に目に入った。
このキャッチフレーズは、やはり本県のものと認知されているらしい。
「美の国」で検索するとほとんど秋田関連である。
「美ノ国」が日本ハムというのも笑わせるが…。
ちなみに、47都道府県のキャッチフレーズがこちらに。
「美の国」…なかなかいいフレーズだと思う。
ただ、自分が住んでいる県の何を「美」と思うのか…そんなふうに住民に意識づけしているか、これは大事なことのように思う。
本県では長く「ふるさと教育」を提唱し、地域に根付いた教育活動を推進してきた。総合が始まった時であっても、それは揺らぐことがなかった。
今、なんとなくそのことがあまり言われなくなったのは、いわゆる「学力向上」の面で目立つような位置づけが重くなったからだろうか。
人口減少が著しく児童生徒数が維持できず学校統合が進むなかで、学区が広がったときに、その教育の趣旨を浸透させることは、特に小学校であれば困難さが増しているのかもしれない。
表面的には事業や活動が継続していても、そこに込められる思いの部分が薄められることは避けられない。
ここは大胆な発想の転換、切替が求められているのではないか。
と、なんとなく行政バージョンになりそうなことまで及んできた。
要は、成長したときでいいから、「美の国あきた」の何が美なの?と問われて、ありきたりのモノではなくて、本音できっちり言える子を育てたいという単純なことだ。
それにしても、面白い一言を見つけてしまった。
美の国は道徳の世界よりも広大である。
な、なんと「YOUNG YAKUZA」というフランス映画のセリフだそうである。現役ヤクザを描いて、日本では公開されていない作品のようである。
なんとなく意味はとらえられる。
すごいなあ「美の国」。いろんな意味で…。