すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

その行先は目指していた処か

2014年03月03日 | 雑記帳
 ストーリーを残して,スペックなどの情報を削っていく。
      ~ガー・レイノルズ(関西外国語大学教授)


 「プレゼンの神様」と称される人らしい。
 その極意の一つ目のステップとして「何を省くか」を考えるのだという。


 例えば,PTAなどの機会に話すことも一つのプレゼンと考えると,自分はどうやらスペックの方に重きを置いていたような気がする。

 かつて向山洋一氏が学級懇談等の場での教師の話について,保護者が「メモをしたくなる」というポイントを提示した。ひどく納得したし,そこで数字やキーワード等を重視して組み立ててきた。

 今改めて振り返ってみると,ずいぶんとスペック的な話になっていたのではないかと反省させられる。

 目的や方向性を語らなかったわけではないが,それを物語として構成してみる意識が足りなかったようだ。

 それはきっと例えば日常的な子どもや職員のどういった言動に目をつけているかということにも通じている話で,仕事の根本を成している。
 
 俯瞰的に見直して,一年間を締めくくらねばと思っている。