【2014読了】33冊目★★
『微差力』(斎藤一人 サンマーク文庫)
著者の単行本は読んだことはないが、文章は雑誌等で目にしている。付録のCDで声も耳にしている。
ある意味でのカリスマだろうし、独特の雰囲気がある人物だ。
さて、この文庫、題名だけで想像できることがあった。
予想してみれば、大方の人は私と同様にこんなふうに考えるのではないか。
曰く
「微差の積み重ねが大差を生んでいくのだ」
曰く
「微差を実行する力こそ、改善へのステップとなる」
確かに、その通りだった、半分は…。
第三章に著者は、このように書いている。
微差が大差を生むのです。
微差で大差がつくんです。
微差がかたまって大差になっているんです。
さらに書いている。
微差が大差なんです。
いつのまにか「微差 → 大差」が、「備差 = 大差」となっている。
結論として、そうだとしか言いようがない。
つまり、微差が微差のままであるのは、続かないから、かたまらないから、途切れ途切れであるから。
微差が大差になるためには、ただその実行だけが必要だということだ。
と、ここまでは当たり前といえば当たり前のこと。
私はもう一つのポイントがあると見た。
それは「微差の発想」という点である。
そういう書き方はしていないが、この著には明らかにその点が仕込まれていると思う。
「微差の実行」と「微差の発想」。
この二つのアプローチは、とてつもない微差を生む。
『微差力』(斎藤一人 サンマーク文庫)
著者の単行本は読んだことはないが、文章は雑誌等で目にしている。付録のCDで声も耳にしている。
ある意味でのカリスマだろうし、独特の雰囲気がある人物だ。
さて、この文庫、題名だけで想像できることがあった。
予想してみれば、大方の人は私と同様にこんなふうに考えるのではないか。
曰く
「微差の積み重ねが大差を生んでいくのだ」
曰く
「微差を実行する力こそ、改善へのステップとなる」
確かに、その通りだった、半分は…。
第三章に著者は、このように書いている。
微差が大差を生むのです。
微差で大差がつくんです。
微差がかたまって大差になっているんです。
さらに書いている。
微差が大差なんです。
いつのまにか「微差 → 大差」が、「備差 = 大差」となっている。
結論として、そうだとしか言いようがない。
つまり、微差が微差のままであるのは、続かないから、かたまらないから、途切れ途切れであるから。
微差が大差になるためには、ただその実行だけが必要だということだ。
と、ここまでは当たり前といえば当たり前のこと。
私はもう一つのポイントがあると見た。
それは「微差の発想」という点である。
そういう書き方はしていないが、この著には明らかにその点が仕込まれていると思う。
「微差の実行」と「微差の発想」。
この二つのアプローチは、とてつもない微差を生む。