すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

揺らぎで生きる実感

2014年06月14日 | 雑記帳
 前週は3日間徒歩通勤ができたが,今週は月曜から金曜まで1日も出来なかった。昨日は出来たのかもしれないが,少し荷物が多くおっくうになった。校外に出ての会議が重なったし,外部から人を迎えるためのあれこれもあった。葬儀参列もあった。なんだかバタバタした週だったな,と久々の全日休日に想う。



 全国学力調査関係,国語研の研修会準備があり,どちらも順調に終了。学力関係では某新聞社から電話取材を受けた。五月にこちらに出向いて取材をした方から,その後の進捗について訊ねられたが,少し噛み合わない点もあり難しかった。その後は指導主事訪問,そして人権関係活動…やはり結構タイトだったな。


 そんななか,昨日は今年度初の授業実施。6年生2学級を同じ題材(五七五作文)で行う。導入や読み聞かせする教材を変えたりしてみたが,概ね予定通りだった。やはり授業は楽しい。五七五で答えさせる定番質問「好きなテレビ番組」を訊いて,わかったことがある。『世界の果てまでイッテQ』の人気の高さだ。


 視聴率が結構高いことは知っていた。どんな点が魅力なのか今度見てみようと思う。さて,片方の学級の導入で私に質問するように求めたところ「好きなお笑い芸人」を訊ねられ返答したのがこれ。「昔から内村さんのコント好き」。今思うと同じ内村光良で重なったことは偶然か。それともまだまだ自分も子供か。



 昨日は夕方からの会議挨拶もあったが,代理をお願いして劇団文化座の公演を観にいった。朗読劇『少年と白い馬』…あの「スーホの白い馬」である。約1時間半のステージは,佐々木愛の朗読とモンゴルからの楽団の音楽で構成されていた。佐々木の語りは少し年老いた印象だが,台詞まわしはさすがプロと感じた。


 それ以上に「バトオチルとモンゴル国立民族歌舞団アンサンブル」に圧倒された。馬頭琴はもちろん,その本質は「ゆらぎ」ではないかと直感した。特にボーカルが男女一人ずついて,その声の響きは今まで聴いたことのなかったものだ。揺らぎっぱなしの一週間ではあったが,揺らぐということは生の実感でもある。