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ボツ原稿をひろう

2014年06月18日 | 教育ノート
 今年度も学校報を書いている。
 現在のところ12号、週1ペースを維持できている。
 その学校報「馬音」に「BAON COLUMN」というコーナーを作り、小文を書いている。

 字数限定としているが、雑感なのでわりと自由気ままに書かせてもらっている。
 今回はサッカーネタからかなあ、と思い書き出してみたが…。

 最後の行までたどり着いて、なんだかこれは何を書こうとしたのか曖昧だなとボツにした。
 ただ読み直すと、いい部分もあったりして…ちょっと残しておこう。
(結局、学校報には前半三分の一ほど使って、あとは子どもの学び方を中心に書いた)


 ☆
 日曜日のワールドカップの試合は、子どもたちも含めて多くの方がご覧になったことと思います。
 本田選手のゴールに声を上げ、そして逆転を許した場面ではため息がもれたことでしょう。
 前途は厳しいかもしれませんが、最後まであきらめずに戦う姿をぜひ見せてほしいものです。

 さて、サッカー競技はバレーボールなどと共に「つなぐスポーツ」の代表と言えるのではないでしょうか。
 短く長く、縦に横に斜めに、鋭く直線的に、ねらいすまして弧を描くように、様々なパスが作りだす動線が、一つのゴールを目指します。

 教室で行われる毎日の授業もそういう要素があるのではないでしょうか。
 子ども同士、また子どもと教師がパスをしあって、一つのゴール(目標)を目指しています。
 思いや考えをうまくつなぐことによって、だんだんとゴールが近づいてきます。
 一人一人のパスは多彩だし、その道筋が最短距離の場合は少なく、大きく回ったり、もどったりするときも多くあります。
 ただ意識は常にゴールを向いているはずです。
 教室でのゴールは、多くの子にパスがわたり、全員で攻撃ラインを上げながら進んでいくのが理想かなと、考えてみました。
 ☆