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格好のいい旅に

2014年06月19日 | 教育ノート
 今日から修学旅行引率。
 
 昨日の5校時に結団式をした。
 結団式の挨拶に,定番にしているものがある。
 
 今年度も学校が変わったので,この話材でもいいかと話をした。

 自分の考えた挨拶の中では,結構気に入っている流れである。


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 「修学旅行」の「修」という字を書けますか? 一緒に指書きしましょう。

 この字を分けると「攸(ゆう)」と「彡(さん)」という字に分かれます。

 「攸」は、人偏がありますが人の背中に水をかけて洗うという意味です。
 「彡」は、清められた、きれいになったということです。

 「修」という字の意味は「おさめる」、学問や技、芸能などを身につけるという意味ですが、字の成り立ちから探っていくと「きよめる」「すらりとした形をととのえる」ということだとわかります。

 つまり、学問や様々な技能を身につけてすらりとした人柄、性格を身につけるということがもともとの意味です。すらりとしている、今の言葉に置き換えると、スマート、格好がよいといっていいかと思います。

 修学旅行を通じて、格好のいい姿、スマートな姿を見せてほしいと思います。
 それはおしゃれな服を着てくるとかそういうことではありません。
 行動や言葉が格好いいという意味です。

 担任の先生と一緒に計画立てたことには、それぞれにねらいや目的があります。
 それに向かってお互いに励まし合いながら進んでいく、全体で、グループで行動するべきときに無駄がない、そうした姿だと思います。

 先生も一緒にいって、カメラやビデオでいろいろと撮る予定ですが、みんなの笑顔とそして格好いい、スマートな姿をとれると嬉しいし、そのことを期待しています。

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