すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

年度折り目の日に…

2014年10月01日 | 雑記帳
 年度後半に入った。夏休み明けからひと月ちょっとだが、様々なことがあり、ずいぶんと長い気がした。しかしそれはマイナス的なイメージではなく、中身がパンパンと詰まった感じである。人はこれを「充実」と呼ぶと当たり前のことを思う。もちろん悩んだこと、面倒なこともあった。でも前進した手応えがある。


 一つは、学校ブログを開始したことが挙げられる。豊福晋平氏の唱える学校広報のあり方に、ずいぶん触発されてきた。特に第8回「教育荒廃論が捏造される訳」は多くの事を考えさせられた。自分がやれることはそう数多くないが、ある面の強みを生かしながら、今後も「地味でベタな情報」を発信し続けようと思う。


 校内の活動、実践面は住民運動会、宿泊訓練、指導主事訪問、奉納相撲、そして発表会準備と非常に慌ただしかったが、どれも短期集中のような形ながら成果が上がったと思う。それはつまり子どもの成長に結びつくと判断できたということだ。今までの流れを尊重しつつ新味も加えられていることが、いい回転だ。


 研修面は、夏休み終了直前に外部講師に来ていただいたことをきっかけにしながら、これも着実に歩めた。学力向上という名のもとに、実践の硬直化が進んでいるような危惧があり、幅を広げる意味で設定したコアな?研修も実によかった。教育実習があったことも刺激になった。「授業、このよきもの」という印象か。


 私的にはちょっと目まぐるしかった。身内や親類のことで様々な相談事や面倒見の必要なことが出てきて、ああこういうのは自分に余裕がないと厳しく感ずると噛みしめた。しかし、何とかやれるものだ。おかげで人生初体験のこともあった。そう言えばまだ体験していないことは結構ある。諦めなくてもいいかな。