すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

さみしいから桜並木を撮る

2015年04月23日 | 雑記帳
 昨年より一週間以上は早いと思う。グラウンドの桜が満開を迎えた。「桜」は昔から自分にとっての大切なテーマである(これについては別に記す予定)。とにもかくにも今年も「最後の桜」といっていい一つになるだろう。そこを意識したわけではないか、先々週、膨らみ始めた蕾から、校地内周辺の桜を撮り始めた。今週は月、火と小雨模様で残念だった。


 天気予報通り、昨日からはまさに桜日和の空が続き、一気に明るさを増していく。昨日は交通安全教室があり、今日は外清掃などもあって屋外の活動が続いているが、天気に後押しされて、子どもたちの表情も明るい気がする。かつて、ちょっと気取って「桜の国の子どもたち」と題したスナップを別ブログに挙げたことを思い出した。今見ても気に入っている。


 これほど見事な並木はないが、本校の桜古木もそれなりである。朝にちょっと撮り、昼に出た時も数枚撮り、そして…何かいいシャッターチャンスはないかと窓の外を並べていたら、あっあっと思った。低学年が帰っていく。これなら絵になる。どこがいい、そうだ、二階だ、と思って階段を駆け上がり、ようやく間に合ったのがアップしたうちの一枚である。


 振り返れば、いつの年も桜を撮ることにはまる日々がある。もう十年以上前になるが当時作っていたホームページに、町内のあまり有名でない?桜を半日かけて撮りに歩いたこともあったことを思い出した。こういう素人カメラマンは多いだろうな。あの時は並木よりも一本桜、それも山桜や墓場の桜(笑)が多かった気がする。さみしくなかったからだろうか。